2007年の記憶に残る映画 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

小宇宙

『小宇宙という名の映画館』



昨年、映画館で観た映画は25本。
2006年の3分の1だったが、
忘れ難い映画がいくつかあった。
なかでもくらもちふさこ先生原作の『天然コケッコー』
強く強く強く心に残っている。
フィクション性を保ちながらも
あくまでも日常を静かに描いた名作は、
スタッフや出演者全員のチームワークが素晴らしく
奇跡としかいえない良き縁が伝わってきて、
映画館に居る間中、至福を抱くことができた。

また社会問題をスクリーンで問うた
『それでもボクはやってない』と、
ファンタジーを魅せつつ、
圧政の愚かさを描た『パンズ・ラビリンス』
何かのきかっけに、ふと、
映画館で得た感動を思い出すだろう。

ちなみに、関西の映画教祖ワッシー
昨年129本の映画をご覧になられ、
例年通り2007年の総評を端的に述べられております。
それと…忘れちゃならん、
元相方の浪速の猛犬・でこ
年末も年始もクジラを捌いて
さすがに瀕死の状態のようですが
相変わらず毒吐きは健在のようであります。

今年の私はたぶん、昨年よりももっと
映画館へ行く回数は少なくなりそうだけど、
暗闇に映し出される「ゆめ」を励みにしていたい。
そうして自分の描く「ゆめ」には
映画以上にときめいてみたいものだ。



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