『自分の感受性くらい』 作：茨木のりこ
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全文写経ならぬ、写詩です。
最も尊敬する詩人・茨木のり子さん。
残念ながら昨年他界されました。
いつの日か直にお会いして、
日常のお言葉を頂戴したいと思っていたのに、
それそらも叶わぬ遠い人となってしまった。
茨木さんの著書『おんなのことば』には
心が迷った時、回帰させてくれる感性が
いくつも おさめられていて、
このところ、毎晩欠かさず読んでる。
おそらく茨木さんは
ご自分へのことばとして
『自分の感受性ぐらい』を綴られたのだろう。
けれど、読む度に私は
「母から私へ」語られているようだと感じる。
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