2006年シネズー雑感 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー


「ようこそ! cinemazooへ!」
~5*SEASONの豆本『キネマチョウ』より~


2月。立春も過ぎた何を今さら、
2006年映画生活総まとめ!!!!!
昨年、映画館で観た映画は・・・・
新旧ミックスで、なんとっ



70本!


この飛躍の大きな理由は
怪我のお見舞いに映画のチケットをドンといただいたことと、
半分休業状態だったこと、
それに特集上映に通ったこと。
それにしても、図ったようにジャスト70本とはっ!
私ってすごいなぁ~???
・・・んでは、以下に何らかの理由で
5*印の蛍光付箋を貼られてしまった映画をラ列。
(それぞれの映画の感想にリンクしています)

●もっとも強く心に残っている映画(新作旧作合わせて)
 増村センセの『曽根崎心中』♪
 この映画を観たことは一大事件!
 生涯忘れない~色んな意味で。
 大のお気に入りの1本でもある。ありがとーマスセンセ。

●2006年日本公開映画で「えらい!」と思った作品
 『かもめ食堂』
 『ユナイテッド93』

●もう一度観たい映画
 『9.11-8.15 日本心中』
 増村センセの『曽根崎心中』 映写ミスがあったので特に⋯

●ものすごく刺激を受けた映画
 『砂の女』
 『哀しみのベラドンナ』
 『からっ風野郎』
 『ククーシュカ』ラップランドの妖精

●特別な映画(深く関わったので3度も観た)
 ・3度目の『ホテル・ルワンダ』
 ・2度目の『ホテル・ルワンダ』
 ・最初の『ホテル・ルワンダ』
 DVDもサントラCDも持ってる(DVDは何故か3枚ある)


【'06映画付箋雑感】ずーっと昔、あるADさんから「感性を整理したいなら映画館で映画を50本観なさい。それから、1本の映画について1時間は語り合えるようになりなさい」と言われたことがある。そのあと、3年ぐらいはムキになって50本程度は観たけれど、元来が根性ナシなので続かず。特に今世紀になってからは年間20本~30本程度が関の山。それが昨年は70本。人生で一番多くの映画を一年で観たことに。
 なるほど~大台50本を超えると、確かに自分の求めてるものが良く良くわかるし、方向性を整理整頓できた。現在の私が欲するものは、簡単に まとめると『熱さ』『オーラ』『フィクション』『映像美』、『非・巨匠』、そして『ヘンテコでもいい、貴方らしければ』。
 通った特集は『次郎長三国志』、『三島由紀夫』、『武満徹』、『増村保造センセ』。いずれも邦画黄金期といわれている時代のものばかりで、改めて映画が映画らしいエネルギーを持っていたんだなぁと実感。今では表現も変化したし、映画産業自体も変わった、そもそも人と人の関わり方も変わった。大きいのは増村センセ。全ての作品で学びっぱなし。愛しちゃってるし♪ また、マキノ雅弘監督って、失礼ながら私に似た気性の方だと⋯。ホントにオソレ多いのだけれど、きっと今後の5*SEASONの支えになりそうな監督さん、この方の作品を劇場で観られたのは有り難い。そ、私は絵描き屋ですー。見逃した『次郎長三国志』は今月観ようっと。
 残念なのは、観た映画70本全てのイラストを描けなかったこと。2007年は絵を描きたい。
ちなみに私の映画の師匠ワッシー殿の昨年の映画観賞数は136本。相方の でこ吉はスモウに はしってました。



 
*TSUBUYAKI ZOO*