勝てないもの絶景かな『次郎長三国志』は清水が舞台なので、富士山が何度も映る。それが本物の富士山かどうかは分からないけれど、富士山が出てくる度、思う。「勝てない」と。人間の作るものなんて所詮、富士の雄大さには勝てない。そこで思う、自然には絶対に勝てないけれど、心に富士山を持て、と。