フランス映画 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

おふらんすかえる

「還るフランス」


昨年観た・・・おっと、
新年2日目にして一昨日までの365日を、
スルッと「昨年」と言ってしまえる自分の順応性に驚き。
こんなに2006年に適応している私が
今年は映画館でどんな映画に出会えるだろうと、
近い未来に想いを馳せてみると、今さらながら
2005年に観た映画を振り返ってしまうわけで。

昨年の映画始めは『ベルヴィル・ランデブー』、
〆となったのは『愛より強い旅』。
どちらも永く心に留めそうな作品で、
かなり刺激をもらったアート作品。
で、どちらもフランス映画。つまり。
昨年はフランスに始まり、
フランスで終わったわけで、
そうか、フランスだったか、と
しのじみする。とともに、
やっぱりフランスだ、とも思う。

20代の前半まで、私は自分のことを、
前世はフランス人だったかもしれない、
と思うぐらいフランスという国が好きで好きで、
もしかしたら過去にベルサイユ宮殿の舞踏会で、
自分のスカートの裾を踏んずけコケてたのかもナンテ、
素頓狂なことを妄想したもので、だから、
「フランスで終始した昨年の映画生活」は
ひさびさに“充実した感”がある。

そか、フランスかぁ⋯。

フランスは昨年、厳しいお国事情が
あれやこれやとニュースとなって伝わってきた。
最近ではフランス以上に
私の興味の的となっているアラブ諸国とアフリカ諸国の
重要なカギを担っている国。
きっと、『フランス』は今年も
私のアンテナが敏感にキャッチするだろう。

それにしても、フランスなのか。
イギリスでもアメリカでもないのだねぇ、
今の私にとっての欧米の主は。
こんな私は時代に順応しているのか、していないのか。

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