汗ばむ日本映画 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

向夏


いよいよ盛夏、暑ぅい日が続きそうなので、
涼を誘う絵を置いてみました。この絵、
アメブロのメンテのときも使ったので、
ご記憶の方も多いでしょうが、ともあれ
どうぞどうぞ、風を感じてくだされ。なにやら関西では
たいへんな酷暑が続いているとニュースで知り、
こちら東京は まだ穏やかな方なんや、と思いつつ、
額に汗。玉みたいな汗。 汗の玉暖簾!



あつ‥‥汗‥‥
あぁ暑そう、汗 タラリ、本物の汗。
そんな映画に最近 お目にかかっていない、
あたしが今年観た新作映画の中では。

先月『砂の器~デジタル・リマスタ-版』を観たとき、
丹波さんや森田健作さんの額を流れる汗と、
汗を拭う大判のハンカチが印象に残った。
横浜日劇で観た『沓掛時次郎~~』なんかも、そう。
賭博の場面の女優のもろ肌と玉の汗、
えろっぽいし。艶があるし。それに立ち回りのときの、
そこそこの緊張感ただよう場面での、侍の汗。
キラリ☆ おっと、近寄ると火傷するぜ、こぶちゃん
んな、感じ。

その汗は演出で流れる汗だろうか、
それとも演技を超えた“自身の汗”で、
つまり自然の汗だろうか。

スポーツで流す汗は
どのような泥臭いナリをしていようと さわやかだ。
が、歩いているだけ、柔肌を見せただけで
タラリと流れる汗は
どうにも生き物っぽくて、生々しい。

最近の新作映画に出ている俳優さんたちは、
ツルンとゆで卵みたいに、汗をかかない。
生々しい暑さも、暑い季節も感じないのは、
メイクさんが汗をかかないよう工夫しているのか、
俳優自身が 汗をかかない体質なのか、
ホントのところは わからないが、
あたしは暑い時に暑いものを食べ、
いい汗流したいタイプなので、
そろそろ『夏に汗ばむ日本映画』を観てみたいと
切に切に思うのだ。

余談!!!!! 昨夜 Macのメグエちゃんが昇天され、
今日は最初のMacのメグオくんを引っぱりだし、
ずっと額に汗して、がんばったっ!
かなりストレスをためてしまったので、
明日は久しぶりに映画でも観て
気分を新たにしようと思う、
楽しみにしていた『ライフ・イズ・ミラクル』。

汗は流れなくとも、汗や息遣いが伝わってくる、
そんな新作映画と出逢いたい。



こぶりん
レーボーが故障して以来、
無気味な沈黙を保っているでこちゃん。
酷暑の大阪でしなびれてるような予感‥‥!
だいじょうぶかなぁ。

●コマ犬の相方・でこのブログ