木浦(モッポ)は港だ |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

トリオ


映画に出て来た緑のジャージ3人組。
記憶が曖昧なので顔は違ってるけど、
こいつらの雰囲気がアホ臭くってよいわー。


全国の黒澤ファンの皆々様、
ごめんちゃい、今日は予定を緊急変更して
相方・でこが入れ込んでるチョ・ジェヒョン、
略してヒョン坊が主役の
『木浦(モッポ)は港だ』のご報告!
映画の方はアホ臭くってバカ丸出しで、
ガハハと笑えてよかったよーん。
ただし、お下劣だわ、Hもあるわ、ミも出るわで、
お上品な方には向きませんが、あたしはもちろん、
オモロイ! と思ったさ~。
『少林サッカー』を絶賛する人はOKのはず。

いやぁ~しかし始めて動くヒョン坊を観たけど、
なんか恥ずかしかったわ、
「こいつがね~でこがね~惚れてるのか~」
画面に表れたとき妙に照れてしまって、
「いつもお世話になってますー」なんて、
膝に手をついて堅苦しく挨拶してしもたがな、ほんま。
松本人志さんに似てるなぁと思ってたけど
今回はジッャキー・チェンっぽかった。たぶん、
本人も監督も「香港お笑いアクション」を
かなり意識して作ってるんやろね。
最後のクレジットに出てくる「NGシーン」なんて、
もろジャッキー風、ヒョン坊の七変化に笑ろた。
団子鼻のところも、ふたりは似てるし。

ヒョン坊は俳優というより、この映画で観る限り、
関西のお笑いに通じる タタキ上げの芸人タイプやな。
きっと、役の幅も広くて、
作品ごとに違うヒョン坊に会えるんでしょう。
他の韓国俳優とは また違った、アウトロー派かな、
あたしはヒョン坊を観て鼻血は出さんけども
好感はもったでー。さすがはでこ画伯!
けど、スター性は少なく、
庶民的で親近感をもつ御方ですな。

映画の方は、先述のとおりオモロイ。
都会派の刑事が田舎のヤクザ組織に潜入したはいいが、
ボスとの友情が芽生え‥‥というストーリーで、
映画の本筋ではないところで
チョコチョコ笑いをとったり
おもっきり下ネタに走るのがスッキリ面白い。
イラストに描いたジャージ3人組が
あたし的には一番の“ウケ・キャラ”で、

実はあたしも高校の頃、体育の時間は
ダッサイ緑のジャージだったから、二重におかしかった。
ともかく、この手のおバカ映画に
ダラダラ感想を述べるのはアホというもの、
どーぞ頭を空っぽにして笑いたい時、
気軽にDVDで観たりすると気分転換になりそうですな。
この作品、「ゆうばり」の なんとかという映画祭で、
大賞をとってるんやね、学生に特にウケそう。


★★★★☆☆☆ 7点満点で4点
『木浦は港だ』というタイトルがいい。
韓国のモッポという土地柄をもっと知っていたら、
日本人のあたしも もっと笑えたかも。

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ヒョン坊に入れ込んでるでこへ
この映画でヒョン坊とコンビを組んでる若い俳優が
今、ドラマでまた共演してるらしく、
韓国ではかなり人気らしいで。


●あたしが この映画を観る以前に
『木浦~』のヒョン坊の写真を「ええやろ~」と連日あたしに
送りつけていた乱暴者の相方・でこのブログ

おかげで映画を観てるとき、
馴染みのシーンがいっぱい出てきて嬉しかったわ。