50代からパートナーを見つける♥幸せをサポートするアロマ調香師 彩香Saikaです。

私が結婚するまでのお話を、少しずつ書いていきます。

結婚ストーリー⑰『やーたん』の告白


3回目のデートは居酒屋でした。
彼『やーたん』は冷たいビールが大好物。旨い!と言いながら水のように飲みます。(笑)

今回は私の地元に来てくれたので、ゆっくりできる居酒屋さんをチョイス!
とても楽しみでした。

でもずっと気になっていることがあって…。

これまでのデートで、お互いのことは話し尽くしていました。
でもひとつだけ、聞けないことがありました。彼の仕事のことです。

いろいろあって、今はタクシー会社の事務所で働いている。
とは、紹介者の友人から聞いていました。

これを聞いたときから、私の心はザワザワしっぱなし。

タクシー会社って、いいイメージがなくて。
ガラが悪いし、収入も少ない。


彼もその話はしないので、私からは言い出せません。

でも、本気で彼との将来を考えるようになったから、そこ!避けては通れなくなりました。

今日は、絶対に聞いてみよう!
駅の改札で彼を見つけたとき、決心しました。


乾杯してから、私はずっ~とタイミングをはかっていました。ソワソワ(^^;
落ちつきがなかったと思います。

そしたら急に、彼が真面目な顔になりました。

「これはきちんと話しておきたいから…
じつは、俺の仕事はタクシー運転手やねん。」

「へ?!事務の仕事じゃないの?」
(そっち?!もっとあかんやん!)
ごめんなさい。正直にこう思いました。

「リーマンショックで会社が倒産して、1年間就職活動したけど無理やった。」

「仕方なく、タクシー運転手になった。」


彼はアパレル会社で品質管理の仕事をしていて、海外の工場に出張することもあったそう。
また同じ業界に戻りたかったけど、再就職は叶いませんでした。


タクシー業界に入ったとき、落ちてしまったなぁと、惨めに感じたそうです。ずっとタクシー運転手だと言えなかったそうです。

でも、ハイヤータクシーを運転するようになって、サービス業の面白さ、奥深さを知ったと言います。

「だから今は、タクシー運転手が恥ずかしい仕事だとは思わない。」

私の偏見は吹き飛びました。不安もなくなりました。


私の母はどう思うだろう?と心配していたら、

「タクシー運転手って、『夜明さん』みたいでいいやん。」

「はい?!」(*゜ロ゜)

ドラマ ~タクシードライバーの推理日誌~
が大好きな母は、渡瀬恒彦さんが演じていた、タクシー運転手の『夜明さん』がお気に入りでした。

「収入が心配なら、あんたも働きなさい。」


はい、そうします!!(*゚∀゚)ゞ

これで我が母上もクリアーしました(笑)


そして4回目のデート。

私から、結婚を前提に交際を申込みました。



これからあとの奇跡の結婚まで…もうちょっと先のお話しです。