長岡で一泊してこの日は鮨屋で夕食。
長岡駅から徒歩約5分のところにある鮨たかはしさん。
2023年12月に魚沼から移転オープンの新店。連日、予約で満席が続いているようです。
メニューは12,000円のコースのみ。
最初に合わせるのはキレの良い旨味が楽しめる朝日山酒造の高級酒。ホテルでビール飲んできたので一杯目から日本酒で。
佐渡産の桜鱒
昆布締めの桜鱒に卵黄醤油を合わせたもの。
ネットリ食感のネタの旨さもさることながらワサビがとても美味しい。山葵は厳選の静岡県産とのこと。
オオモンハタ
昆布・梅・鰹・日本酒などで作る煎り酒に浸るハタはとても爽やかな味わい。煎り酒は江戸時代は醤油の代わりに使われた事もある先人の知恵。
千葉産の鰹の藁焼き。
しっとりとした食感に濃厚な旨味。藁焼きの香ばしさもたまりません。
寺泊産のあん肝
凝縮した旨味。濃厚ネットリで酒のアテにピッタリ。
裏 睦月八仙:青森県八戸市
フルーティーなワインのような酸味と香りが楽しめる流行りの純米大吟醸。裏なのでラベルの文字も反転なのが面白い。
茶碗蒸し
これがバカ美味しかった。キンメのアラの出汁の香りにアオサの風味が楽しめる茶碗蒸し。一口目から香る磯の風味と次に来る出汁の旨味が最高。これまで食べた茶碗蒸しの中でも1番と思える美味しさ。
サヨリ昆布締め
春らしいサヨリの昆布締め。昆布の風味にネットリ感が楽しめる爽やかな味わい。
ここから握りに入ります。
アラ
白身の爽やかさと旨味が凝縮。
鍋島 特別純米酒:佐賀県鹿島市
鮨が旨いと日本酒も進みます。
金目鯛:千葉御宿
これもメッチャ美味しかった。炙った皮目の香ばしさがたまらない旨さ。
大トロ
ミナミマグロの大トロ。本鮪の人気に隠れがちですが、本鮪に引けを取らない脂の旨味が楽しめるとのこと。確かにメッチャ美味しい。
マグロのおはぎ
これも抜群に美味しかった一品。
トロと赤身にゴマ・大葉・おしんこを入れてシャリに合わせたもの。大葉・ゴマの風味に漬物のシャリシャリとした食感がとても面白い。
コハダ:有明
酸味の爽やかさは握りの中盤にピッタリです。
木ノ環 純米生原酒:滋賀
こちらはさっぱりと飲めるサラッとした飲み口。
トリ貝:三重
磯の香りが鼻に抜ける春に楽しめるネタの一つ。
赤貝:宮城
コリコリ食感と口の中に広がる旨味。最高です。
ウニ:北方四島
しっかりと身の食感を残す濃厚なバフンウニ。
この後、赤貝のヒモとキュウリの海苔巻きが出て握りは終了。(ひもきゅうは写真撮り忘れ)
海老の出汁が香るふんわりとした卵焼き。
最後はアラ汁で〆。
出汁の旨味溢れる美味しいアラ汁でした。
大満足な17品のコース料理。
夫婦2人でお会計約30,000円。
ご夫婦で営まれているアットホームなカウンター7席のみの小さなお店です。
ご主人の技術が活きる一品料理に握りが楽しめる良店。
ごちそうさまでした!
【鮨たかはし】
定休日 日曜・月曜日
営業時間 17:00〜22:00