点滴が続いている… | 小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

2014年7月。母はアルツハイマー型認知症と診断されました。
アラフォー独身(非正規雇用)。アルツハイマーの母との2人で細々と暮らしております。
介護、非正規雇用、独身、色んな不安材料に挟まれた日々を書きつづります。(追記)2019年レビー小体型認知症と再診断。

翌日仕事帰りに面会に行くと
「少しずつ熱は下がってきてます」と言われました。

今日仕事が終わらず面会時間ギリギリで
19時50分頃病院へ。
点滴、まだ下がっていました。
顔色は良く感じました。
時間も遅かったので顔見て、洗濯物置いて帰ろうと
棚にしまっていると母の目が開きました。

私「遅い時間にごめんね、起こしちゃったね」
細く開いた目はゆっくりと私の方を見ました。
タオルケットが全くかかってなかったので
「お腹冷えちゃうと大変だからかけるね〜」
と声をかけると「うん」とかすかに答えてくれました。
反応があったのが嬉しく「今日は声が聞けて嬉しいわ、良かった」と声をかけると
微かに微笑んだように見えました。
母「…ありがと…」
ううん、こっちがありがとうだよ、お母さん。

足を触ると冷たかったので
今日持参した大きめの厚手のタオルケットをかけて
体をタオルケットの上からさすると
またゆっくり目を閉じました。
私「ゆっくり休んでね、また顔見にくるからね」
と声をかけると浅く頷き穏やかな顔つきで眠りにつきました。