猫。埋葬する | 小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

小春日和。ポンコツ未婚娘と認知症実母の日常

2014年7月。母はアルツハイマー型認知症と診断されました。
アラフォー独身(非正規雇用)。アルツハイマーの母との2人で細々と暮らしております。
介護、非正規雇用、独身、色んな不安材料に挟まれた日々を書きつづります。(追記)2019年レビー小体型認知症と再診断。

猫はうちに来た時から手のかからない子でした。
手のひらサイズの子猫が
トイレ最初から出来たんですよ!
きっと何処かで飼われていたのが外に出てましったっんじゃないかな、と当時は父と母と話をしていました。
迷い猫の貼り紙を見かけたら飼い主さんへ返すつもりで保護していましたが、数ヶ月経ってもなかっので、そのままうちの猫に。

17年間、完全家猫で外にも出たがらず
大きな病気もなく手のかからない子でした。

最後も姉と私が安楽死の話をしていたのを
聞いていたかのように、その日の深夜に亡くなりました。

「そんなに僕の事で悩まないで。僕はこのまま迷惑かけずに逝くから。もう少し待ってて」

そんな感じの最後でした…

 

しかも私の休みを待っていたかのように

ちゃんと仕事が休みの日に亡くなりました。

最初から最後までできた猫でした。

たぶんもう猫は飼わないと思います。
最後の猫です。
でもずっと猫が居たのが当たり前だったので猫が居ない日常に耐えられるかどうか…

前にいた3匹の猫達は
車で片道1時間ぐらいのペット霊園で立会い個別火葬と供養をしてもらいました。
1年間お骨をロッカーで預かってもらい1年間供養後、合同墓地へ入れてもらいました。

最後の猫も火葬が妥当だと思いましたが
今の我が家は猫の火葬代を出す余裕もなく…
唯一の救いは一軒家の持ち家とゆう事で庭に埋葬ができる。

でもやはり火葬のがいいんじゃないかと一晩悩みましたよ。
悩みに悩んだ挙句、庭に埋葬する事に決めました。
遠い霊園に入れたら墓参りもマメに行ってあげられない。
3匹目に亡くなった猫は結局火葬した日しか行ってあげられませんでした。

庭に埋葬したら毎日お線香あげられる。
これが決定した理由でした。

庭に深さ60cmぐらいの穴を掘り
下に新聞紙、タオルを敷いて
猫に直接土がかからないように
猫はタオルに包んでそっと置きました。

土葬は初めての経験でしたが、
穴を掘っていくにつれ猫への感謝の気持ち、想い入れが強くなり涙が止まりませんでした。
火葬の時より想い入れが強かったと私は感じました。
感じ方は人それぞれですけど。

何よりずっとうちに居てくれるとゆう安心感。
今の私には猫を手放す事が出来ませんでした。