久々にオーディオネタです。

すっかり自宅のメインプレーヤーとして活躍してくれていた、DENONのDVD-3930ですが、中古購入だったこともあり、最近はCD-Rが読めなくなったり再生が途中で止まる、DVD-Audioの再生中に音が消えてカウントだけするなど、ピックアップの劣化に伴う不具合が頻発し始めていました。
市販のCDやDVDなら大丈夫なんですけどね。
 
何れにしても、このままだとCDも読めなくなるだろうという事で、ピックアップの交換をする事にしました。
 
DVD-3930に使われているピックアップは、三洋製のSF-HD65です。
Amazonで1300円くらいであったので早速注文。
中国発送だったため、GW前の注文で、GW明けの週末に届きました。
 
早速交換のため、分解します。
分解に関しては、以前記事にしているので、
ちゃちゃっとばらして、
 
はい、この通り。
分解で難しい点としては、トレーを外すことくらいかなぁと思います。
 
で、届いたピックアップと交換してみたのですが。。。
CD/CD-Rは問題なく認識、再生出来るのですが、DVD特にDVD-Audioが不調。
というか、交換前とあんまり変わらない。。。
 
TEST MODEに入り、ピックアップレーザーの値を確認してみたところ。。。
あれ?交換前とあまり変わらない数値。
新品なら4000越えるはずが、CDもDVDも3600台。。。
 
新品という事で購入したのにこれではなぁ。
 
このままDVD-Audioは諦めて、CDプレーヤーとして使うかなぁと考えつつ、SF-HD65の互換について調べてみると、HD850、HD62辺りに互換性がある事が分かり、特にSF-HD850に関しては、HD65とほぼ一緒と言うのが分かりました。
Amazonでは、HD850は1000円しないで購入出来るので、とりあえず購入してみることに。
懸念としては、同じようにDVD-3930のピックアップ交換記事でHD850を使ったらDVDが読めなかったというのがあったこと。
 
ちょっと心配でしたが、翌日届いたので早速交換。
すると、DVD-Audioを素早く認識して再生出来てしまいました。
CD/CD-RもOK。
 
わざわざ注意から届いたHD65は何だったんだろうかというくらいあっけなく復活してしまいました。
TEST Modeでレーザーの値を見るとCD/DVD共に4000越えしてました。
きっと、新品ならこの数値が正常なはずなのでEPROMに初期値として書き込みして修理完了。
 
なお、HD850に関しては、白い箱に新品表記のシールが貼ってあって封印されてましたが、HD65は何もない白い箱に65とマジックで書いてあるだけでした。。。
 
ともあれ、これでDVD-3930は復活しまた。
現在うちの唯一の単品CDデッキとなるので、この子がだめになると、別のプレーヤーを探さないといけなくなります。
DATデッキなら3台(SONY DTC-ZA5ES/DTC-77ES,Pioneer D-07)所有しているくせにCDデッキは、DVD-3930だけ。
使用頻度は決して多くはないものの、CDをサンスイのAU-α607MRでゆったり聴きたいと思った時のプレーヤーが無いのは困るので、まだしばらくは頑張ってもらわないとね。
 
DENON DVD-3930
オリジナルピックアップは、三洋製SF-HD65
ほぼ同じ仕様のSF-HD850でも動作可能。
 
おしまい