じゃ~ん(笑)
やっと、注文していたGPD Pocketのキーボードが到着しました~。

では、早速キーボードの交換に着手します。

お約束ですが、この記事を見て分解されて故障しても責任は負えませんので、自己責任でお願いいたします。

まずは、底面の見えるネジ6本を外します。
GPD Pocketの中身です。
なかなかレイアウトが整理されてますね。
それと、ここまでの画像ならあちこちのGPD Pocketユーザーのサイトに掲載されてますから、見慣れた感じです。

では、ここからが本番です。
ヒートシンクの上側に写真のような黒いパーツでネジどめされている箇所がある(初期ロットには無いらしい?)ので、外します。
すると、その下にバッテリーとマザーボードを繋ぐコネクターが現れるので、外します。
これで、不意に電源が入ってしまうなどのトラブルを防止できます。

そのあと、バッテリーそのものを外すのですが、これがまたかなり強力に両面テープで貼り付いているので、バッテリーを破損しないように慎重に剥がします。
剥がしたバッテリーは、大型のスマホやタブレットに使われている物と似てますね。

次に、キーボードやトラックポインター制御用の基板を外します。
この基板、キーボードケーブル、トラックポインターケーブル、たぶん補助電池のケーブル、基板からマザーボードへのケーブルの4本の配線があります。
自分の場合、基板からマザーボードのケーブルだけ残し(マザーボード側のコネクターを外す)、それ以外のケーブルは全て外しました。
ケーブルを外したら、ネジ2本を外して基板を摘出します。

次に、ヒートシンクを外します。
ネジ2本外せば取れます。
それと、WiFiのアンテナケーブルも外しておくのを忘れずに。

すると、だいぶスッキリしてきましたね(笑)

先ほど外した、キーボード等を制御する基板の下には、トラックポインターの基板があります。
この基板は、特にネジ固定などはされていないので、簡単に外せますが、必ずポインターのキャップを外しましょう。
更にその下には白いパーツがネジどめされていますので、ネジを外してパーツを摘出します。

ここまでやると、残りはマザーボードとCPUファンだけ。
この時点で配線されているのは、上の写真の液晶の配線と、デジタイザーの配線、下のほうに、CPUファンの電源コネクターが繋がっているので、全て外します。

はい、これがGPD Pocketのマザーボードです。
フルサイズTypeAのUSBコネクターの大きさからして、かなり小さなマザーボードなんです。
スゴいですよね。

はい、ここまでやって、やっとキーボードユニットが外せるようになるんです。
まだCPUファンがくっついてますが、このままでキーボードユニットは外せるので問題ありません。

では、続けます。
キーボードユニットの上に黒いシートが貼られているので剥がします。
更に、ヒンジ部分にもパーツがあるのでネジを外して摘出します。

実は、ここからが最後の難関(笑)
地獄の超マイクロネジ地獄の始まりです(笑)

見てくださいこれ。
比較対照に1円玉と、分かりにくいですがGPD Pocket底面固定用ネジを置いてみました。
黒い細かいのがキーボードを固定しているネジなんです。
腕時計などに使われている、かなり小さなネジです。
これが数えるのも嫌になるくらいあって、これ外すだけでも疲れますよ。。。

いくら小さなPCとは言え、見えない部分のネジまで小さくすることは無いよなぁ。。。
それでも、これだけのことをしているからこそ、GPD Pocketのキーボードがガッシリしてるってこと、テキトーには作ってないことがわかりますね。

全てのネジを外し終わると、この通り、キーボードユニットが外せます。
CPUファンがくっついたままなので、このタイミングで外します。
両面テープで固定されているだけなのですが、強力なので、慎重に剥がしましょう。

あとは、ここまでの手順を遡って組んでいけば、キーボードの交換が完了します。

はい、キーボードを交換して生き返ったGPD Pocket。

また、頑張って働いてもらうよ~(笑)

以上、GPD Pocketのキーボード交換でした。
簡単だったでしょ?(笑)
いや、パーツがうまく整理されているので、分解自体は、それほど難しいことはないんです。

ただ、細かいのがネックですね。

あと、集中力と忍耐です(笑)

おしまい