久しぶりに我が家にASUSのTransBook Chiシリーズがやってきました。

ASUS TransBook T100Chi-3775Sのリファビッシュ品です。
Atom Z3775、2GBメモリ、64GBeMMC、10.1インチ1920x1200、Win8.1という、T100Chi初代モデルのリファビッシュとなります。

TransBookというと、うちのブログではT90Chiの記事は掲載してましたが、T100Chiは一回り大きく、レノボのYOGA BOOK with Windowsと同じくらいのサイズ感です。

はてさて、何でまたT100Chiにゲットしたのかというと、YOGA BOOKを処分したからです。

実のところ、YOGA BOOK最初は良かったんですけどねぇ。
やっぱりレノボクオリティ。。。
ちなみに、ThinkPadも今はレノボですが、あれは別物です。

で、YOGA BOOKですが、かなり致命的に近い不具合として、スリープ死&電池消耗がありました。
液晶を閉じるとスリープに移行する設定にすると、スリープに失敗します。
次に使おうと液晶を開くと、画面真っ暗。。。
何を押しても復帰せずですが、電源ランプは点いたままなので、シャットダウンしてるわけでもなさそう。
ですが、どうやっても復帰出来ないので、最終的に電源ボタン長押し30秒ほどして電源が入るという状態に。
更にこれだけでなく、スリープ死すると充電回路にも支障があるのか、放電されているようで、USB充電状態にも関わらず電池が減ってしまっていました。

スリープ死は結構な頻度で出てました。

この症状、調べてみるとほとんどのYOGA BOOKユーザーで発生しているようで、対処方法も出てましたが完全ではないようで、うちの環境での改善は出来なかったため、処分に至りました。。。

コンセプトなど決して悪いとは思わないんですが、どうもレノボのYOGAタブレット系は作り込みに甘さがあるのかなぁ、と個人的には思ってしまいます。

さてさて、そんなこんなで、こちらTransBook T100Chi。
まぁ、こちらもこちらでドックキーボードのBluetooth問題が言われてるわけですが、まずは、購入金額ズバリ22000円(笑)
店頭プライスは22800円だったところ、800円おまけしてくれました。もちろん税込みです。
安いですよね~、秋葉原のイオシスさんなんですが、展示してるのだけかと思ったら、何台かストックがあるみたいで、ストック品を出してくれました。

では、レビューを。

閉じた状態。
ASUSのTransBook Chiシリーズは、薄さと高級感を特徴とした2in1タブレットとして登場したモデルなだけに、アルミを使用して金属の剛性感にサイドのダイヤモンドカットで、随分見た目に高級感があります。

その中でも、T100Chiに関しては、下位の90Chiや上位の300Chiが本体にmicroUSBひとつに対して、


まず、左サイド下に充電兼用のmicroUSB2.0端子

右サイドには、microUSB3.0端子があるので、microUSB2.0端子が充電で塞がっていても、こちら側のmicroUSB端子が、OTGケーブルなどでフルサイズ端子に変換しなきゃというのがあるにせよ、使えるのは、このクラスのタブレットに対して優位ではありますね。

ちなみに、空いているmicroUSB3.0端子を利用して、

このように、キーボードドックのmicroUSB端子と繋いで、キーボードドックを充電することも出来ました。


ちょっとケーブルでごちゃごちゃしますが、付属のACからはタブレットを充電し、タブレットのmicroUSB3.0からキーボードドックのmicroUSBへ繋いでキーボードドック充電すれば、一石二鳥かな?


開いた状態を横から見ても薄いです。
もしかすると、キーボードドックのゴム足外したタブレット+キーボードドックの厚みはYOGA BOOKと変わらないかもしれません。
それくらいの薄さです。



タブレットとキーボードドックはBluetooth接触なため、写真のようなマグネットタイプの爪に差し込む形です。
90ChiやXPERIA Z4 Tabletのキーボードドックは溝に挟み込むタイプだったので、少し力を入れて押し込まなければなりませんでしたが、こちらは爪に合わせて差し込むだけ。

また、Bluetooth接触なので、

こんな風に液晶面を表にして装着可能です。


こんな感じで、キーボードが邪魔な時はひっくり返して装着。

ただし、キーボードドックが540gもあるので、ドックキーボードをくっ付けたままタブレットとして操作するには、ちょっと重くてつらいかも。。。

ついでなので、同じくアルミが素材のVAIO Z CANVASと比較。

下がZ CANVASです。
さすがにアルミなので、表面のサラッとした感じと金属の冷やっとした感覚は同じ。
Z CANVASは10万以上の高級PC、T100Chiは、リファビッシュの2万円。
あまりにも違いすぎる両者ですが、アルミ素材でここまで高級感を感じさせるASUSもやるなぁと(笑)

厚みは比べるまでもありませんね。
Z CANVASの本体側と同じくらいかな。

さて、ここまで外観レビューして来たT100Chiですが、

既にWindows10にアップデートしました。
ドックキーボードのBluetooth接続問題も、Windows10のほうが気になりません。

というか、このキーボードドック、省電力モードを持っているようで一定時間操作がないとスリープ状態になるようです。
大体5分くらいかな。
復活させるには、タッチパッドをなぞるだけではだめで、キーを押すか
タッチパッドクリックし、キーボードドックのBluetoothランプが一度ブルーに光れば復活します。

キーボードのBluetooth接続が切れる不具合といわれているのは、この省電力モードの事を言っているのかもしれませんね。

個人的には、元T90Chiユーザーなので、T100Chiになっても使いにくさはなく、むしろ液晶解像度がフルHD以上でタッチパッドも付いて使いやすくなりました。
あと、タブレット側にmicroUSB端子が2つというのも大きなポイントになりました。

トータルでは少し重くなりますが、いいPCだと思いますよ。

長くなったのでこの辺で~

おしまい