というわけで、前回の続きです。
前回はぼろぼろのスピーカーR側ケーブルを付け替えて治しましたが、今回は本体側のトレイ開閉不良を治します。


こんな状態でもCDが再生できてしまってましたが、これはだめです。

更に入れたCDが出て来ないというトラブルが発生してしまいました。

さぁ、本体を分解しましょう(笑)


まずは、底面にある透明なプラスチック台座のネジ3本を外します。


次に、背面にあるネジ2本を外します。

すると、

パッか~ん(笑)
簡単に中身とご対面~


こちらはMD側。

これは、トレイ開閉用のモーターとゴムベルトです。
ゴムベルトは特に劣化は無さそうです。


こちらはCDドライブ側。
スロットインドライブです。


こんなところにゴムベルト。
これは、CDの出し入れの際の駆動部かな?

さて、さっきの

この写真には、どこかで見たことのある黒い物体(笑)がありました。

拡大すると?

この黒いスイッチみたいなもの、どこかで見たことありませんか?
そう、パイオニア製MDデッキMJ-N90xシリーズのMDアセンブリ基板に付いていた開閉センサースイッチです。

CDが排出されない原因は、もしやこれか?

では、


これをシュッシュッして、スイッチを何回か押して馴染ませましょう。

すると~

わ~い、CD出て来た~(笑)

フロントのセンサースイッチによるトレイ開閉動作に合わせてCDの出し入れが可能になり、トレイ開閉の誤動作も無くなりました。

どうやら、今回の不具合は、スロットインCDドライブ側の開閉センサースイッチ接点不良により、CD側のトレイ開閉動作に不具合が発生したのが原因だったようです。

治したあと、数回トレイ開閉動作を行いましたが、今のところ安定しています。

これで治ったかな?

あ、リモコンに電池入ってなかったから調達してこなければ。。。

リモコンの電池は、CR2025でした。

おしまい。