今日のネタは、au Walletです。
実は、最近購入した商品に不具合があったので、購入したお店に相談に行ったら初期不良扱いで返金対応して頂いたのですが、その際、商品購入に利用したのがau Walletカード。


au Walletは、カードにチャージした分の金額で、MasterCard加盟店でクレジットカード同様の扱いで買い物が出来る、プリペイド式のクレジットカードです。

ところが、今回のような返金対応になった場合、カードに返金分のお金が戻って来るまでの期間がお店によって異なるために、ちょっとやっかいだなぁと感じたので記事にしてみました。
というか、今回の返品による返金はまだなんですよね。
商品購入が3月1日、不具合で返品になったのが、3月5日です。

以前、ソフマップさんで同様に返品になった際は、店頭での返品処理後数分でカードに返金されたんですが、今回は時間がかかっています。
気になったので、au Walletのサポートセンターに問い合わせてみましたが、的を得た回答を得られず、詳細を知りたい場合はWeb Moneyさんのサポートセンターに繋いでくれるというので、繋いでもらいました。

au Walletのチャージ処理はWeb Money社さんが担当しているそうで、返金処理もこちらだそうです。
そこで、いろんな事を教えて頂いたんですが、ネットショッピングの返品返金で一番時間がかかるのは、Amazonなんだそうです。

au Walletでの返品返金処理は、

1.店舗、ネットショップで返品処理
2.店舗の返品処理情報データがカード会社へ送られる。
3.カード会社にて、データの認証処理など。
4.カード会社にて認証などされたデータが、Web Money社へ送られる。
5.Web Money社にて、確認後au Walletカードへ返金処理され、残高が戻る。

というのが、大まかな流れだそうです。

この中で、店頭での返品による返金処理が行われた時点で、Web Money社にも返金処理手続きが入ったよ~という情報が行くそうで、その後カード会社からの確定データが届いた時点で、au Walletへ返金なんですが、ここで問題になるのがカード会社によるデータ認証、確定処理にかかる時間だそうで、この部分で返金までの期間が長かったり短かったりするんだそうです。

ちなみに、セブンイレブンでau Walletを使って買い物すると、au Walletの明細には、最初はMasterCard加盟店舗という表記で、数日後にセブンイレブンに表記が変わるのも、間に入っているカード会社の確定情報の絡みとのことです。

というわけで、最初の返金処理手続きが入ったよ~情報をWeb Money社が受け取ったあとは、Web Money社側は、カード会社からの確定データが来るのをひたすら待つ状態になるので、この間にユーザーから、いつau Walletに返金されるのか問い合わせが来ても明確な回答が出来ないというのが実情で、更にau Walletのサポートセンターが曖昧な回答になるのも、この流れを知ると納得できてしまいますよね。

ここまで書いてきた通り、店舗とWeb Money社の間に入っているカード会社のデータ処理手続き次第なわけですが、このカード会社に、Web Money社や一個人が問い合わせて、手続きの催促を出来る物ではないので、結局ひたすら待つのみです。
チャージタイプのカードなのに、処理がクレジットカードと同じ扱いなので、こうなってしまうんですね。
クレジットカードとして使えるのは便利だけど、返品返金になった時は、すぐ戻って来るものではないということは、何だかなぁと思ってしまいます。

で、もうひとつ、これまで書いてきた内容は、実店舗返品での話で、ネットショッピングでの返品、特にAmazonの場合は、返品があった場合の最初の返金処理手続きが入ったよ~情報をWeb Moneyに通知しないようで、これにより最大で45日ほどかかって返金されることが多いという事も、Web Money社の方はお話しされてました。

au WalletのFAQで、返金が発生した際の返金までの期間が最大で45日ほどかかるというのは、この事を反映させての記載みたいですね。