このまま結婚して大丈夫なのか?
と思い直す機会はあった。
まず、プロポーズの時点で無職。
しかもそのプロポーズも、
2人きりでオシャレなレストラン とかではなく、
同僚も一緒にいるいつもの居酒屋で、
近況報告の中、サラッと口にした。
なんなら私は気付かずに聞き流し、
同席していた同僚の方が先に気付き焦っていた。
まぁ、そうだろう。
居酒屋で飲んでて他人のプロポーズに居合わせる人なんていないだろう。
そして、そのプロポーズを受けた私もどうかしている。
もちろん指輪パカっなんてあるわけがない。
その後も婚約指輪は貰っていない。
それよりも私の頭の中は親への説明をどうしようかとグルグルしていた。
何故なら彼が無職だから。
父は常識人なので、まさか無職の彼を結婚相手として紹介なんて出来ない。
この時2月。
年内に籍を入れるというならば、親への紹介をあまり先延ばしには出来ない。
どれくらいで職に就くか。
そればかりを考えていた。
3ヶ月もあれば職に就くだろうと、
5月に紹介すると決めた。
が、
結局、のろりくらりと真面目に転職活動をしなかったため、
無職のまま親へ挨拶する事になってしまった。
仕方がないので、鬱になって休職中だと嘘をついた。
(何故なら私自身がそれだった事があるので、その辺の理解はある)
そして両親も許可してしまった。
その後ものらりくらりとして
結局職に就いたのは10月だった。
無職でプロポーズ。
無職で義親になる人へ結婚の許しを請いに行く。
それでも必死には転職活動しない。
普通の人の神経ではない。
少なくとも私はこんな事出来ない。
別に私は結婚を迫ったりしていない。
自分から言い出した結婚なのに、なぜその辺の下準備が出来ないのか。
特別高スペックを求めている訳では無い。
最低限、人並みにして欲しいだけ。
この時点で辞めておけば良かった。
今ならそう思う。
なのに、出産出来るかもしれないチャンスに
冷静さを欠いていた私は、
ダメな所を無意識に見ないようにしていたように思う。
あの時、義父に付き合っている事がバレなければ...
うっかり鉢合わせしていなければ、
あのタイミングでのプロポーズも無かっただろう。
※ 色々面倒なのでお互いの家族には隠していた。
しかし、彼宅にいた時、義父は鍵を開けて突然ズカズカ上がり込んで来た為鉢合わせしたのです。