自殺寸前の私とそれを知った悪魔
自殺寸前の私と それを知った悪魔 ~寂しい・・・かも?~「ご、ごめん」そう言いながらどこうとするがうまくいかない。てか、正直言うと先にどいてほしい。「ねえ、どいてくれない?重いよー」そういうと、少しびくっとしてあいつが起き上がった。「悪い、ちょっとびっくりしてた」まぁ、急に倒れたもんね。それでも少し気がかりだったのは、あいつが口のあたりを抑えていたからだった。「ここで最後?」廊下の突き当りのところにドアがあったからそう聞いてみる。「ああ、そこで最後だ。お前が一番喜ぶ部屋だと思うぞ」そう言って意味ありげな顔で、ニヤリ、と笑った。少し不安だがとにかく開けてみよう。そう思った私は、ドアに手をかけ開けようとしたがなかなか開かない。少しの間、何とか開けようとしていたが悪魔がしびれを切らしたのか「お前馬鹿か?押すんじゃなくて引くんだよ!」と、悪魔が少し声を荒げた。だってしょうがないじゃん。私の家の扉は全部押すんだったんだもん。お母さん・・・。なんだか少し寂しくなってきた。ううん。私は、ぶんぶんと首を振り、もう一度ドアに手をかけた。今度はちゃんと引いた。