先週、息子と娘が脳波の検査を受けてきました。


息子には、直前に、手順を説明し、ネット上で見つけた脳波測定している写真を見せました。


すると、「痛い?頭に刺すの?」との質問。


いやいや、んなことしないよ、テープでくっつけるんだと思うよーと言ったが不安げ。


病院について、看護士さんに「元気?脳波とれるかなぁ?」と聞かれたら、


急に「喉が痛い。」と。そんな話、聞いてないんだけどえ?*


やりたくないから、そんな事言ってるのかしらと思ったけど、医者に診てもらったらホントに喉が赤いそうな。


でも、それくらいなら脳波測定に支障なしなんだって。


ってことで眠剤を飲み、いざ、検査室へ。


初めての経験なので、やっぱり不安げな息子にカードで説明してもらう。


そして、痛いんじゃないかって心配してるんですって伝えて、どのようにつけるのかの説明もしてもらい、


一番最初に、目で見て確認のできる腕につけてもらいました。


痛くないことがわかり安心した息子、笑顔で検査を受けることができたし、自然に眠ることもできました。


問題は、その翌日に受ける娘です。


娘のために、笑顔で、検査を受ける息子の写真や部屋全体の写真を撮ったりして準備。


そして息子から、全然痛く無かったよという報告をしてもらい、娘も「うん!わかった^^」とお返事。


しかし、本当にわかったかどうか、怪しいのが娘。


直前まで笑顔だったけど、眠剤のシロップが出てきた途端に、表情が硬くなり・・・


多分、兄から聞いていたことと違う!と思ったんだと思います。


息子は、錠剤で飲んでいたので。


それに最近、シロップは飲んでいなかったしねぇ。


「甘くておいしいよ!」とか「オレンジジュースみたいな色だね!」とか色々気分を盛り上げようとしたがダメ。


錠剤に変えてもらおうにも主治医が夏休みに入っていて、処方箋の書き直しが出来ないと言われ。



検査の前段階で躓くとは思わなかったわーと思いつつ、飲んでもらわないと先に進めない焦りから、


ほとんど脅し作戦で、タイマー設定して、飴をちらつかせ、


「1分以内に飲んでね、飲めなかったら、この美味し~い飴はお母さんが口に入れちゃうから。」


すると焦った顔の娘、口にコップを持って行く。


が、そこで止まってベロが出てるだけ。味を確かめたいのか?と思って、指突込み、指についた薬をなめさせたら


「甘ーい^^」とニッコリ。ここでタイマーが鳴り、慌ててゴクゴクッ。


そして、いざ検査室へっ。


が、ここで、また問題が・・・。


まず、検査する人が前日と違う。


そして、ベッドのある部屋が電気がついてなく暗い。


これで入ろうとせず、部屋の境目で固まる娘。


そこを、電気をつけてもらい写真を改めて見せ、同じ部屋だよ、やることは同じだよと、なだめすかして、


なんとかベッドの傍らまで誘導するも横になろうとせず・・・。


こんどは枕代わりのタオルの柄が違う!と。


はー・・・写真が裏目に出たかもはぁ・・・


抱っこで寝てからにしましょうか、と言われ、抱っこしようにも、それを聞いてた娘は抵抗。


バカだの、キライ!だの、あっち行け!だの、悪態をつきはじめたは


検査師さんも腰が引け気味で「寝てくれないとできないです」


こういう病院で働いているのに、部屋は暗くしてあるし、子供の不安をなくすような手助けも全くなく、


あまりやる気の感じられない検査師さん。。


息子の時の人は、感じよかったのになぁ、と思いながらも、仕方ないので、何か策はないかと考える。


そして、そういえば作業療法の後に検査で時間がなく、おにぎり一個しか食べていなかったことに気が付いた。


満腹になれば、自然と眠くなるんじゃない?ということで、別室に行き、持参のおにぎりを食べさせる。


と、食べ終わる頃には、薬も効いてグ~ラグラと揺れ始めた娘。


眠い、と目を擦る娘に、一緒にさっきのベッドで寝よう?と声をかけ、戻ろうとすると、


まるで酔っぱらいのようにフラフラしながら歩く娘。


そして抵抗なくベッドに上り、私にも来るように要求してゴロン。


すぐに検査師さんも来て、線?をつけ始める。


と、ここで、つける順番が、息子の時とまたしても違い、娘が「腕からだよ」と言っても、


「腕は動くと外れちゃうから最後なんだよ」と。


前日の人は、視覚的に確認できるところに最初に貼ると安心できるからと言って腕につけてくれたのになー。


ま、朦朧としていた娘は、それほど抵抗しなかったので大丈夫でしたけど。


その後、全部で21本だったかな?つける間、上機嫌になってきた娘、「先生、すき~ラブラブ」と、


さっき悪態を散々ついたことも忘れて、言ってました。


が、検査師さん、無言・・・再び、「先生、すき~ラブラブ」という娘ににようやく「あーはいはい、ありがとう」と返事。


・・・なんだかなー、悪態ついて可愛くなかっただろうけど、こういう病院に来る子なんだから、その辺、わかってくれてもいいのになと思うのは、私が甘いのか?


まぁ、でも、その後はなんとか眠りにつくことができて、無事、検査終了。


帰宅時、まだ薬が残っていてグーラグラな娘を支えながら歩くのはけっこう大変でしたが、


二人とも無事、検査終了してホッとしました。


あとは、検査結果に異常がないことを祈るのみです。