入院話②
ちょっと詳しく書いちゃったので
入院話はアメ限にしています
交流のある方のみ承認します
で、ドキドキの退院日
おたまに拒否されたらどうしようとそればかりが心配だったけれど
なんと
普通 でした
何事もなかったかのように
まるでいつもそこにいたかのように
久しぶり感もなく
嬉しそうでも泣きわめくわけでもなく
あ、ママ!みたいな感じで
普通にママっ子
いつも通り。
心配していたことが杞憂に終わり、深い安堵に包まれるわたし
だけどひとつ
大きな変化がありました。
入院中毎日
乳が出ることを確認しては安心していたけれど
おたまはもう、母乳を飲んではくれませんでした。
退院したその日
いつもの授乳クッションを腰に巻いて
おいで!と言うと、嬉しそうに乗ってくる
良かった、いつも通りかもしれない
と思った次の瞬間
出したお乳を見て
なんだか恥ずかしそうにニヤァと笑い
咥えようとせず、顔を背けるおたま
何と表現したら良いかわからないけれど
終わったんだ・・・
と悟る。
夜だって授乳なしでパパと寝ていたんだもんね
もう一歳だもんね
ちゃんとご飯食べてるもんね
おたまがいらないなら、無理に引き戻すものでもないよね。
この日は夫も義母もいたので
じゃあやめようか、とささっとしまってやめたものの
わたしと2人きりならやっぱり吸わないかな?と翌日再チャレンジ
お乳を出してみるとまたニヤァと笑い
授乳クッションの所へ走っていき、バシバシ叩くので
クッションがあれば飲むの?と
腰に巻いてセットしてみるけれど
喜んでクッションに乗っても、やっぱり恥ずかしそうに笑って顔を背ける。
あぁ、やっぱり終わりなんだねと
わかっていたけど改めて目の当たりにすると
終わりを実感して涙が溢れて仕方なかった。
やっと泣けた。
やっと諦めがついた。
入院中から今でもたまに
寝ぼけながらお乳を吸うように口を動かしているおたま
抱きついてきてお乳のあたりに顔を擦り付け
寝かしつけの時も欲しそうにぱくぱくするのに
本当にいらないの?
急になくなったのにまた現れたから戸惑っているだけで
本当は欲しかったんじゃないの?
という気持ちは今でもあるけれど
終わりなんだね、おっぱいバイバイだよって言いながら
泣き続けるわたしを
またにやにやしながら不思議そうに見つめるおたま
これを卒乳と呼んでいいのか
わたしの都合で授乳できない期間があったから断乳と呼ぶのか
わからないけれど
おたまには必要がなくなった、それだけの話。
わかってるわかってるわかってる
わかってるけど。
産後、絞っても絞っても出なかった乳
きっとわたしは分泌が多い方ではなかった
張ることも少なかったし、おたまが飲む量も多くなかった
それでもミルクを拒否するようになって
一日に何度も授乳をして
9ヶ月になるまで寝る時はいつも授乳がセットで
どんなに泣いても機嫌が悪くても風邪を引いても
お乳だけは嫌がらず
車だろうが出先の授乳室だろうがちゃんと咥えて飲んでくれた
育児は大変だけど頑張ればみんなできる
だけど母乳はわたししかあげられない
ただそれだけの自己満足と優越感は、いつしか母としての自信に繋がり
いつか終わるとわかっていても
終わることを想像しては涙ぐんでみても
本当に終わってしまった後の気持ちは初めて味わう感情で
虚無感とは違う
悲しいとか寂しいはそうなんだけど、軽い
「卒業」なんだろうな
だから卒乳と呼ぶんだろうな
自分の足で立ち、あちこち歩き回るようになり
もう赤ちゃんではなくなったあなた
お乳が大好きだったはずだ
きっと最後は泣き叫ぶんじゃないかと思っていた
噂に聞くように、乳首に絆創膏を貼ったりアンパンマンを描いたりするんじゃないかと思っていた
寂しさを感じるような平和な終わり方で良かった
良かったんだよね?
うちはきっとひとりっ子だから
外出先で授乳室を探すことも
授乳しやすい服を選ぶことも
ケープや授乳紐を持ち歩くことも
カフェインやアルコールを気にすることも
授乳パッドを使うことも
胸の張りや白斑を気にすることも
通院先で「授乳中」に丸をつけることも
服用する薬に気を付けることも
授乳クッションを腰に巻くことも
もうないんだろう
母乳神話を推奨しているわけでは決してない
決してないけど
わたしにとっては幸せな時間だった
それが終わった
それだけだ。
入院して良かったことは
夫が1人でおたまを見ることに対して、今までのような不安を覚えなくなったこと。
寝かせられる
ごはんを食べさせられる
外出できる
お風呂に入れて、後処理までできる
細かい所に目を瞑れば大きな問題はないし
おたまが楽しそうにしている
退院後のわたしはいまだにお腹の調子が最高ってわけじゃなく
圧迫するからヒップシートもできないし
食事の量は3分の2くらいに減って
長く立っていることもできないけれど
おたまを抱っこして外に出て、歩かせるくらいは出来ています
涼しくなったと思ったらもう寒くて
慌てて長袖を購入しました
この夏着た服は、来年もうほとんど着られないんだろうか。
会えない間に手掴みブームが来て
立ちながらくるくる回り
寝る時はラッコ抱きを希望し
顔と顔をくっつけて喜ぶようになっていた
時の流れが早くて
一瞬だって見逃したくないのに
僅か2週間で見逃してしまった成長がたくさんある
この秋、このタイミングで入院したことは
きっと必然だったんだろう
実は今でもごくたまに
欲しがってるなと思う時に、ダメ押しのように乳を出してみるけれど(全然諦めついてない
)
やっぱりもう咥えることはありません
まだ指先で軽く絞ると滲むけれど
驚くほどボリュームがなくなりました
もうわたしの体は母乳を作ろうと頑張っていないんだなぁ。
先日久しぶりに普通のブラをつけてみたら
物凄い違和を感じました
改めてサイズ測りに行かなければ、、
一歳を迎えて
一つの大きな卒業をした
ありがとうおたま
幸せな時間を教えてくれて
こんなに満たされた時間があるなんて知らなかった。
本当に幸せだった。
もう望んでも戻らない瞬間
願わくは
最後にもう一度だけ、飲んでほしかった。
この件で弱音を吐くのは最後
次からは通常運転の予定です。