現在23週6日で妊娠中期のわたしですが
今日は妊娠初期の頃のお話。


つわりはすぐに始まったわけではありませんでした。

お腹に違和感があったり、食事をすると苦しいような気がするのは超初期の頃からあったけれど

つわりのイメージはもっと重く、大変なんだろうと思っていたので
わたしはつわりが軽いタイプなのかもしれない凝視
と最初の頃は呑気に安心していました。


ようやくこれはつわりかもしれないと思い始めたのは8週の終わり頃
もうすぐ9週に入る頃だったと思います。

一般的には遅い方ですよね?


わたしのつわり症状
・貧血気味ですぐにふらふら
・とにかくしんどくて座っているのも辛い
・少し食べただけでお腹が苦しい
 特に味が濃いものや固形物が食べられない
・全然食べられないくせにお腹がすくと気持ち悪い
・水がまずい


今思い出せるのはこんな感じ。
どんなに気持ち悪くて吐き気がしても、吐くことは一度もなし。
当時は本当に辛かったけど
重症な悪阻の方に比べればマシな方です。


しかも初期に2度風邪を引いてしまい
長引く咳にもかなり苦しめられました。
わたしは咳がかなり残りやすく、1ヶ月は止まらず
咳をするたびおたまに響いているんじゃないだろうかと心配でした。


この頃の食事はひどい時で魚肉ソーセージ1本なんてこともよくあり
食べられないから減る一方の体重
妊婦健診に行くたび順調に育っている様子を見て、どれだけ安心したことか悲しい


ちなみにわたしはオロナミンCに助けられていましたよだれ
気持ち悪くてもさっぱりしておすすめです。
食べられる物がなさすぎて、カフェインが入ってるなんて言ってられない状況でしたから...
箱買いしていたのも良い思い出。


座っているのもままならないので仕事は何度も早退と休みを繰り返し
家に帰っても寝たきりの日々。
それでも血液検査に異常はなく
貧血の診断も出なければケトン体も出なかったので
自分は軽症のはずなのに何故こんなに何も出来ないんだろうと、精神的にも落ち込みました。

体も心も辛い毎日。

つわりがありながら働く妊婦さんは本当に凄いと心の底から思う。


地下鉄で血の気が引いて具合が悪くなり、降りた瞬間座り込んでしまった時
見知らぬ女性がすぐに駆けつけてくれ
落ち着くまでずっと横にいて励ましてくれたことがあります。
わたしが大丈夫だから行ってくださいと言った後も、こっそり駅員さんを呼んでくれていました。

他人の優しさが沁みて、気持ち悪さと嬉しさで泣けて来る赤ちゃん泣き


娘もひどいつわりで入院していたと言うあの時の女性
本当にありがとうございました。


わたしも電車で妊婦マークの人を見かけたら親切にしよう、と心に誓った日。



妊娠できた喜びはもちろんありながら
つわりが出産するまで続いたらどうしようと不安に思う毎日。


そんな日々が終わりを迎えたのは、安定期を過ぎて少ししてから。
まず椅子に座っている分には平気になり
徐々にまともに食べられるようになり。

引越しの準備もしなければならない時だったので
危なく本当に役立たずになるところでした不安



今でもやっぱり食べるとお腹が張って苦しいですが
食欲が溢れ何でも食べられるようになりました。


やっぱり美味しいものを食べられる幸せって何にも代え難い。


つわりは症状も期間も人それぞれで、100人いれば100通りあると思いますが

辛かった時いつも思っていたのは


止まない雨はない。
明けない夜はない。


でした昇天



欧米ではつわり対策の薬が処方されるらしいですね。
日本でも認可されたらいいのにな。

しんどい時はとてもじゃないけど二人目なんて考えられませんでしたから...



わたしも実際に雨は止み、夜も明け
マイナートラブルはありつつも元気に暮らしています。


おたまが産まれたら、ママはあなたに会いたくてこんなに頑張ったんだよって伝えたい。




今しんどい人が少しずつでも良くなりますように。

心の底から祈っています。