成田山、夫婦で行くと離婚する⁉️ | 寺男のブログ

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お寺の職員(寺男)が自分の職場の事・住職の話・仏様のご案内や
わたくし自身、個人的に好き(ご縁ある)寺社仏閣の事を載せていきたいと思います。

こんにちは、てらおです

 

 
いきなり、タイトルが
 
 
意味不明ですが
 
 
「コラァ❗️てらおぉ❗️
 
 
変なこと書いてんじゃねぇ💢」
 
 
お怒りの声が聞こえてきそうです😓
 
 
結論を言わせてもらいますと
 
 
成田山・成田のお不動様に
 
 
夫婦で行っても
 
 
離婚したりしません❗️
 
 
いきなり突拍子もないこと書いて
 
 
ごめんなさい🙇‍♂️
 
 
実は、この言葉
 
 
父が言っていまして、
 
 
父も祖父から聞かされたんだそうです。
 
 
私が、大聖寺に入って
 
 
住職に聞いたところ
 
 
江戸時代から成田詣が盛んで
 
 
当時の人々は、
 
 
お金を出し合ったり・貰ったりして
 
 
成田山までの道中を
 
 
観光したりするのが
 
 
娯楽のひとつでした。
 
 
また、成田山まで行く道中
 
 
色街(風俗街)なども有り
 
 
夫婦で行くと旦那さんは、
 
 
羽を伸ばせないので
 
 
「成田のお不動さんは、
 
夫婦で行くと、ヤキモチ焼くんだ❗️
 
だから、おめぇは、家守ってろ❗️」
 
 
と言ったりして、奥さんと
 
 
物理的に距離を置き
 
 
成田のお不動様をダシにして
 
 
旦那さんは、楽しんだそうです😅
 
 
いつしか、旦那さん・奥さん
 
 
夫婦、別々に参拝する事から
 
 
「成田山に夫婦で行くと離婚する」と
 
 
言われる様になりました。
 
 
ある日、当山に、
 
 
ご夫婦・カップルで参拝していた方に
 
 
当山の役員の方が
 
 
「お不動様は、2人で拝むと
 
 
ヤキモチ焼くよ」
 
 
と言っていました。
 
 
当山は、成田のお不動様では、
 
 
ございませんが、
 
 
不動信者の間では、
 
 
広まっているのでしょうか
 
 
お不動様は、自らの中に身を置く
 
 
火生三昧(かしょうざんまい)
 
 
という行を、行なっておりまして
 
 
お不動様自身の煩悩と
(迷い・ヤキモチなど)
 
私たちの悪・災・煩悩を
 
 
焼き払ってくれています。
 
 
夫婦で参拝したからといって
 
 
お不動様が
 
 
ヤキモチ焼いたりしません。
 
 
また、成田山新勝寺には、
 
 
夫婦・家庭円満、良縁 、縁結びの
 
 
愛染明王様が、旧本堂の
 
 
光明堂に御鎮座されております。
 
 
[愛染明王]
 
真言
 
[おん・まからぎゃ・ばぞろう・しゅにしゃ・ばざらさとば・
 
 じゃく・うん・ばん・こく」
 
 
体が赤・朱色で
 
 
太陽を背負っている明王様です。
 
 
煩悩や色欲を払う以外に
 
 
煩悩・色欲を祈願者・信者
 
 
それぞれの願いに合わせた
 
 
エネルギーに変えてくれます。
 
[例]
マラソンで一番になりたい❗️
 
でも練習が[めんどくさい]
 
彼女と、[デートしたい]
 
 
この[めんどくさい]・[デートしたい]を
 
 
練習する気・やる気に変えまして
 
 
心願成就をしてくれます。
*煩悩を焼き払い、悟りに導くとも、
言われております。
 
 
また、愛染明王様もお不動様も
 
 
大日如来が姿を変えた仏です。
 
 
大日如来は、胎蔵界(たいぞうかい)金剛界(こんごうかい)
 
 
2つの世界がありまして。
 
 
胎蔵界お不動様
 
 
金剛界愛染明王様に
 
 
姿を変えます。
 
[胎蔵界大日如来] [金剛界大日如来]
  [不動明王]    [愛染明王]  
 
成田のお不動様が、
 
 
てらおが、初めて拝んだ
 
 
お不動様です。
 
 
父方の祖父が、
 
 
ご縁を作ってくれまして
 
 
祖父が亡くなった後
 
 
急に行きたくなって
 
 
仕事終わりに(当時コンビニの夜勤明け)
 
 
一人で成田に行ったのを、
 
 
覚えています。
 
 
父とも、一緒に行き、そこで初めて
 
 
堂内で炎を焚く護摩祈願に衝撃を受け
 
 
以降、月1(毎月28日)で、
 
 
お参りしていた時期も有ります。
 
 
お不動様もですが、
 
 
境内・参道の雰囲気
 
 
川豊の鰻にも、ハマりました😚
 
 
成田山でお参りしているうちに
 
 
真言など覚え、今の仕事で、
 
 
すごく役に立っています。
 
 
「今年は、成田山に行って無いな〜」
 
 
と思っていたら、今回の事を思い出して
 
 
記事にさせて頂きました。
 
 
今でも、成田山の参拝は、
 
 
楽しく、嬉しいです。
 
 
それと、唐突ですが😅
 

今まで約10年ばかり、様々な

寺社仏閣の本や、

サイトを見てきましたが、

この本、干支の守り本尊や

真言・高僧(宗祖)の事や

お寺の事も、分かりやすく

書いております。

仏教の本と言うより

図鑑として、気軽に読めます^_^