「幸せの種」、若ちゃんのイラストに感化されたアルバム。
そして、「Independence Day」
若ちゃんが、梅田のギャラリーで個展を開くと聞いて、確か、最終日に伺ったのを覚えています。「どんなイラスト、描くのだろ~」と、興味はあったのですが、当時、若ちゃんは、点描による細密画をメインに描いていて、「一枚の絵を仕上げるために、ペン先を何回何回も、画用紙に叩きつけるのって、凄い作業だな」と、そのとてつもない地道な作業には頭の下がる思いでしたが、絵のタッチとしては、正直言うと、ボクの好みではなかったのです。最終日だったこともあって、大半の物はすでに売約済みの札が貼られていて(ボク以外の人達には、とても評価されていたのです。念のため^^)ちょっと残念な気持ちになっていました。
ボクの表情を察したのか、たまたま会場に持ち込んでいた、昔描いたという、鉛筆だけで描かれた抽象画を見せてもらった瞬間に、ボクのイマジネーションは銀河系を越えて、瞬く間に宇宙を一回りし、周回軌道を外れることなく、上手く地球に戻って来たところ、運よくギャラリーの軒先にある暖簾の竿に引っかかったのを押さえ込んで、事なきを得たという出来事がありました。その場で、購入を直談判。「学生時代の思い出の作品で、売り物じゃないよ!」と当初は渋っていたのですが、ボクの粘り勝ちでなんとか譲っていただきました。早速、アルバム「幸せの種」のジャケットに使わせていただいたのですが、それは、よく有名ミュージシャンがインタビューとかで語っている、「この曲は、ホニャララにインスパイアされて、できちゃいました」的なコメントのような華やかな世界のものではなく、ボク如きの極めてこじんまりした、周囲2メートル半径くらいの範囲での出来事ですから、インスパイアみたいなかっちょいい話でもなく、「この絵、おもろいやん!」程度のものですけど、ボクの想像力が、銀河系を飛び越えるくらい、この絵に影響を受けたのは間違いなく、それくらい素晴らしい絵だな、と今でも思っています。
若ちゃんは、ほんとに多彩な人で、イラストなどアートの他、ヨガのインストラクターもされています。今はちょっと田舎の古民家を拠点に、いろいろな活動を行っているそうで、まだまだやりたいことがいっぱいあって、可能性は無限に広がっている。そんな感じです。
アルバムタイトル曲、「幸せの種」と同時期に作った曲、「Independence Day」です。


