本来、ここに書くことではない気がするので、しばらくしたら自分しか見れない
限定記事にするかも
話は長いので、スルーしていただいても・・・
時はさかのぼり、肺生検のIVR室
うつ伏せの体勢から仰向けによいしょっと向いた時に横にいた
眼鏡も外しているので、良く見えない・・・誰?
呼吸器内科の先生か
生検でも部位によって針をさす回数が違うんですね?って聞いて、
肺は1発ってお答えをして貰った
その後、ベッドで部屋まで移動も一緒に来てくれて、ここから3時間起き上がるの禁止です
その時の会話はまだ鮮明に覚えている
それからしばらくして、モストグラフが導入されて主治医の診察の前に
NOと呼吸抵抗測定を担当してくれるようになった
待合にいると、迎えに来てくれて、装置のある部屋まで一緒に歩いていく
そのほんの短い時間、セッチングしている時間に雑談することも
それは喘息や体調に関する質問がメイン
ある時、車いすで登場
流石に、どうしました?と
ころんじゃったって
まだ若いのに?末端の骨ではなさそう
車いすから松葉杖に代わっても、長らく松葉杖や杖を使っていた
大丈夫なのか?
そんな矢先に私が喘息で1か月入院
朝と夜に主治医と2人で毎日回診
かなり遅い時間になることもあって、先生たち働きすぎで心配になるほど
その入院期間に先生の髪が変わった
あら?イメチェンですかって思わず声が出た
サラッと髪を触りつつ、まあねって
明らかにウィッグ
今は気分転換に使う方もいるけども?
1年後
主治医が異動することになるけど、ついて来るか他病院を紹介するかの選択を迫られる
もちろん、ついて行きます
割と早く秋に異動が決まっていた
冬に入り、先生のお腹が大きい事に気が付く
かなりオーバーサイズの白衣を着ている
あれ?腹水?おめでた?
年齢的にギリギリ産める年齢?
過去に、何回も妊婦に間違われたことがあるので、自分からおめでたですか?と聞いたことが無い
どっちだ?
その次の外来では更にお腹が大きい
妊婦っぽくないけれど、お腹がかなり重そう
ここでその病院での検査が終わる
次の病院にはモストグラフが無いと聞いていたので、先生には会えなくなるのか?
色々話をしたい気持ちはあれど、先生に余裕がなさそうなので
異動するとか。引っ越しが大変ですねとだけ聞いてみた
このタイミングで異動になるとはね。同じ県内だけど通えないから引っ越す
検査を終えて、いつものありがとうございましたが最後
異動先では今までのようには接する機会は無いだろうし、
廊下ですれ違ったら嬉しいなって
今の病院に移っても、外来に先生の名前はあった
良かったと思ったが、翌月からはその枠は交代制に代わっていた
いつ見ても先生の名前にならない
長く休んでいるのか?
年度が替わり、先生の名前が消えた
あれ?いつもいつも主治医とコンビで異動していたのに
多分10年以上?15年以上?一緒に組んでいたのに
なんだか嫌な予感
主治医に聞きたいけれど、個人情報だから聞けないな
調べても、過去の論文しか出てこない
休職しているのか?異動して直ぐに休職したのか
翌年も名前がない
そして、昨日
ある学会のページに目が留まる
○○年度の物故者名簿
先生の名前があった
思わず、息が出来ず、ずっとその名前を見ていた
先生・・・こんな所に
もう2年以上も前じゃない
やっぱりあれは腹水だったのか
それなのに、いつもいつも前向きな言葉をかけてくれていた
まだまだ40代半ば
ずっとずっと気になっていた事が、全部繋がってしまった
もう会えないのか
医師としてとても優秀で、やりたいこともあっただろうし
人としても楽しみたい事もあったはず
先生、早すぎるよ
がん患者を診る医師が他科のがんになる事はあるだろう
その専門的知識があるゆえの苦しみもあっただろう
あれだけ情熱を持った、患者想いの先生
主治医と一緒に診てくれた先生の存在はとても大きい
お世話になりっぱなしだね
先生の言葉のお陰で、今があるとも感じている
あくまでも患者と医師の関係だから、プライベートな事は一切聞かず
喘息の事、CTで指摘された事、採血や検査の数値が示す意味など
それを無駄にしないように
先生、またね