写真の上の丸数字 | 3倍早くなるためのDTP講座

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DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

写真の上にかかる丸数字などの文字が抜けるのはフォントの構造上しかたありません。でも、クライアントは知ったこっちゃなく、カンタンに「文字白抜き、以下同」とか「○内白マド、以下同」なんて赤字をいれてきます。


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こんなの。

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拡大。


これ、昔からですけど遭遇すると厄介なケースですよね。

QuarkXPressのころからから回避策として、●を行頭に入れて全角分詰めるなんてやってました。InDesignの先頭文字スタイルを使うとけっこうかんたんに出来ますね(段落先頭の丸数字とします)。

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文字スタイル設定(写ってないけど文字カラーを白にしています)、

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段落スタイル設定をして、

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丸数字の前に●をいれて、

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段落スタイルをかけると、行頭の丸数字は白抜きに。

QuarkXPressでやるとジャスティファイに引っぱられておかしくなることもありますが、 InDesignでは文字アキ量ベタがあるので、多分大丈夫。丸数字側にも前アキ量ベタのスタイル当てておいた方が良いのかな?

使ったことがないのでわかりませんが、CS4の正規表現スタイルならもっとスマートにできるのでしょうか?

あ、ちょっと思いついた。

テキストとして余計な「●」が入るのはイヤなので、インライングラフィックとして入れてやろう。

丸数字を100Qでアウトラインとって外側の円周以外を削除、25mmの四角を描いて、センター配置、グループ化。級数と同じパーセントに縮小(ここでは13Qなので13%)。で、インライングラフィック、先頭文字スタイル。
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白マドにしたいけど、わかりづらいんで、黄色にしておきます。

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数字の前に挿入して、

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スタイル適用。これらなら検索置換でクリップボードの内容で一括置換もできます。

どうでしょ?