まさかここまで引っ張るとは…。やっとまとめです。
昔のキットと現在のキット、素人目には色以外に何が違うのかわかりません。バラしてしまえばただのパーツですが、それは組み立て方から全体の流れ、完成後の強度まで計算された考え抜かれたものなのです。
ガンプラは30年もの間、絶えず進化を続けてきました。新たな技術を開発・考案し、作成の手間を減らしつつも完成度を上げるということを成し遂げています。また同じ商品を新技術でリメイクするなど、目に見えて進化が分かるのも面白いところです。
1/144ザクの旧キット(1980年頃だと思われます)とHG(2002年)を比較すると、
●塗装や接着などの作業者の負担を減らした。
●作りやすい工夫、間違えにくい工夫がなされてる。
●作業者のスキルによるバラツキがない。
●バリエーションがあるものにも対応できる。
●分担作業や作成後の修正や改造も容易になった。
●改造なしでもさまざまなポーズがとれる。
と、約20年の蓄積されたノウハウが見えます。
DTPも元となるマスター(レイアウトソフトに限りません)データをしっかり作れば、作業や完成後の修正も含めて管理できるようになります。
ガンプラを参考にすべき点はたくさんありますが、DTPにはガンプラにはない大きなアドバンテージがあります。
それは「デジタル」です。
デジタルという仮想現実世界での作業は、物理的に不可能なことは関係ありません。金型では差し替えに制限がありますが、デジタルには何の制限もありません。また応用の範囲や容易さもアナログの比ではありません。
DTPの作業も、20年前とは比べものにならないくらいの進化をしています。しかしながら、いまだ20年前、10年前の手法のままの作業も見受けられます。ガンプラのように細かいところから全体までをしっかりとつきつめ、デジタルの特権をプラスすれば、まだまだ効率アップを図れるはずだと思います。