InDesignでの選択2 | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

自分で書いておいて何ですが、InDesignはテキストを主に扱うので昨日の記事のような使い方はあまりしません。強いていえばスタイルのかかっていない支給データの修正時などでしょうか。

実際の作業はリンクのかかった広大なフィールドの中から文字列を「選択」するのが基本となるはずです。フレーム内にカーソルを立てた場合、選択のためにマウス操作に戻るのはロスが出るので、テキストの編集はキー操作のみで行うのがオススメです。

キー操作のみで文字列を素早く選択できれば、自ずと作業が早く…昨日いいましたね。

InDesignに限らず、文字を扱うアプリケーションには文字を選択するルールがあります。例えばダブルクリックで続く同種の文字を選択したり、コマンドで「次の段落まで」を選択したりというものです。

キー操作で、1文字ではなくまとめて選ぶ方法を覚えておくと、Quickeysを使う際にも応用が利きます。

ただし、文字の選択方法はアプリケーションによってコマンドが違うことが多く、基本のアプリに合わせてショートカット編集で統一すると作業がしやすくなります。

ここではInDesignでのデフォルトコマンド(Mac)を一部ご紹介します。

1 単語右へ移動 --- テキスト: Cmd+右矢印
1 単語左へ移動 --- テキスト: Cmd+左矢印
1 文字右へ移動 --- テキスト: 右矢印
1 文字左へ移動 --- テキスト: 左矢印
1 行上へ移動 --- テキスト: 上矢印
1 行下へ移動 --- テキスト: 下矢印
上へ 1 行選択 --- テキスト: Shift+上矢印
下へ 1 行選択 --- テキスト: Shift+下矢印
前の 1 段落を選択 --- テキスト: Shift+Cmd+上矢印
前の段落へ移動 --- テキスト: Cmd+上矢印
右の 1 文字を削除 --- テキスト: Del, テキスト: Shift+Del
右へ 1 単語選択 --- テキスト: Shift+Cmd+右矢印
右へ 1 文字選択 --- テキスト: Shift+右矢印
左の 1 文字を削除 --- テキスト: 削除, テキスト: Shift+削除
左へ 1 単語選択 --- テキスト: Shift+Cmd+左矢印
左へ 1 文字選択 --- テキスト: Shift+左矢印
後ろの 1 段落を選択 --- テキスト: Shift+Cmd+下矢印
行の先頭まで選択 --- テキスト: Shift+Home
行の終わりまで選択 --- テキスト: Shift+End
行の選択 --- テキスト: Shift+Cmd+\
行末へ移動 --- テキスト: End
行頭へ移動 --- テキスト: Home