リンク画像の修正 | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

外部データを配置する際に、同一のものを複数箇所に使うことがあります。

例として、こんなコラムがあるとします。
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窓の中にドラえもんがいますが、再校時にドラえもんの手を下げるという赤字が入ったとします。

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これを

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これに。


絵柄の大きさがかわると、読み込み時のデータの座標がずれてしまうので、いくつかあるコラムを一括で更新できません。
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こんなになってしまいます。


この場合、初回にドラえもんの後ろに大きめのワクを作っておけば多少の修正が入っても位置がずれるのを防げます。
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また、マスクという手もあります。大事なのは読み込みの際の座標の位置を固定することです。


拡大や縮小しても、絵柄を足しても、ワクの大きさよりも大きくならなければ何の問題もありません。

注意点としてはAI形式の場合、読み込みオプションによっては、透明のボックスは無視されます。

作成時に修正が入るのを見越してデータを作っておけば、少ない手間で一括の修正ができるようになります。

複数でなくても修正の度に位置を合わせるのは、無駄な時間を費やしているにすぎません。

修正が入らなければ問題がないけど、入った場合は大ダメージというよりも、ちょっと手間をかける保険的なデータ作りをオススメします。