このスクリプト、IllstratorやPhotoshopのそれよりも使い勝手がいい。
そして、非常に便利(内容次第ですが)。
InDesignにはアクションがないので、自動化するためにはどうしたってスクリプトを使うことになります。
すっごくいいものだとお伝えしたいのですが、なにぶんワタクシ自分で作れないので…。
スクリプトとは命令文で、記述内容をInDesignが実行する形になります。
アクション等とは違い、InDesign内で作成するのではなく、別のエディタで作成するためプログラムの知識も必要になります。
ワタクシは自分で作成できませんが、ありがたいことに世の中のすごい人達が、完成度の高いスクリプトを配布してくださっています。
そんなことまでできるの?と思うものが多く、仮に自分で作れたとしても足下にも及びません。
これはこれでいいのかもしれませんが、やはり自分で作れれば、環境にベストマッチング~なものができるのでしょう……。
使い方はチョー簡単。
アプリケーションのフォルダ内のScriptsのフォルダ(CS3はScripts内のScripts Panel)に入れて、パレットのスクリプトをダブルクリックするだけです。
勉強部屋の掲示板で見たのですが、CS3でCSとCS2のスクリプトを使うためには一手間必要です。
CS3のフォルダ内のScriptsの中のScripts Panel内にVersion 3.0 Scriptsという名前のフォルダを作り、CS用のスクリプトを、Version 4.0 Scripts
のフォルダにCS2用のスクリプトをいれれば使えます(一部動かないものもあります)。
InDesignのスクリプトはパレットの他、ショートカットが割り当てられるので、とても使いやすくなっています。
ショートカットに当ててしまえば、スクリプトを意識することなく使用できるので超オススメ。
それではどんなことができるのか、ほんの一例を。
●run_Queries 0.2
市川せうぞーさん作のスクリプトで、設定ファイルを作ればクエリを上から順に検索置換をしてくれるもの。
検索と置換2の実例の中で3工程必要だった3パターンの見出しをこれ一個で完了できます。
●そのままアンカー付きオブジェクト化.jsx
三島梅花藻さんが公開しているスクリプトで、オブジェクトを置いた状態からアンカー付きオブジェクトにできる便利なもの。
他にもInDesignの勉強部屋のLinkからスクリプトを配布している方のサイトへジャンプできます。
効率化には欠かせないスクリプト、がんばって覚えましょう(おまえがゆーな)!