私は卵巣癌を患っています
一つ前のブログには、入院生活を綴りました(^_^)

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8日間の入院生活を経て,予定通り無事退院

術中診断では「カルチノイドだろう」と言われたのですが,病理診断を出すことになったのですぐに診断はつきませんでした

1ヶ月後診断の結果
『卵巣成人型顆粒膜細胞腫』という
極めて稀な境界悪性の腫瘍だったのです

更に驚いたことに…
『この腫瘍はすぐに発症するものではなく,10年かけて少しずつ大きくなる腫瘍なので,今後も再発するかどうか10年の経過観察が必要となります』

『全身に転移しているかを調べるためには,リンパ郭清を行って病理診断をしなくてはなりません.その為には,もう一度手術を受けないといけません.もし,転移しているとわかれば5年生存率は50%とかなり低くなります.リンパ郭清の後遺症として足が象のように腫れる方もいらっしゃいます.なので,もし転移していなかった場合リンパを取らなきゃよかったと後悔するかもしれません』

『手術は受けずこのまま経過観察をするか』
『手術を受けて転移の有無を聞いて抗がん剤治療をするか』







私の病気は

卵巣癌の中でもわずか2%の種類の腫瘍
治療方針が確立しておらず
確実なのは卵巣や子宮を提出し,リンパ郭清すること

皆さんでしたら
「98%の確率で良性の腫瘍です!」と言われたら
【98%ならまぁ大丈夫かな】と思うか
【2%も悪性なんだ…大丈夫かな?】と思うか
どちらですか?

私なら前者です
が,その2%を引き当てたんですね~(^_^;)

手術を受けるかどうか
1週間かけて考えて来てほしいと言われて
病院を後にしました

帰りの車の中
どれだけ涙を流したか
どれだけ不安だったか

会計待ちのロビーで大泣きした事は
今も忘れられません