ユノが行ってしまった翌日、寂しさを紛らわすべく、旅に出ました
←ウソです、ただの偶然
今年3回目の東京にて…
とーっても楽しみにしていたミュージカル『エリザベート』を観てきました
(気持ちの盛り上がりに比例し、今回は画像も大きく表示しました
)
日本国内では1996年に宝塚で初演され、その後2000年に東宝版が作られて、
何度も何度も再演されてきている大人気のウィーン発ミュージカル
宝塚好きの友達にさえ、「何度も観て飽きないの?」と言われるけど
ぜーんぜん飽きない!!
むしろ、キャストが変わったり演出が変わったりするのを見るのが楽しい
今回の東宝版は特に、キャストもスタッフもかなり入れ替わっていて、楽しさ倍増
Wキャストも気になる人ばかりだったので、キャストスケジュールが発表されるやいなや
表とにらめっこして、なんとか一度の遠征で全キャストを制覇できるところを探し
ピンポイントでチケット獲りに挑み、希望通りの2公演をゲット
あ、シシィだけは、花ちゃんのみにしました
まずは1公演目
エリザベート…花總まり
トート…城田優
フランツ…佐藤隆紀
ルドルフ…古川雄大
ゾフィー…香寿たつき
ルキーニ…尾上松也
花ちゃんは、宝塚初演時のエリザベート
その後宙組で再演された時にも演じていて、
まさに「エリザベート界のレジェンド」(by 井上くん)
宝塚退団後に何年も芸能活動をしていなかったなんて思えないくらい
現役時代と同じ、いや、さらに深みも加わって、素晴らしいエリザベートでした
今までの東宝版は、すべて宝塚時代に男役トップスターだった方が
エリザベートを演じていたので、人気実力はわかっているとしても、
「娘役の扮装はどうなの?」「高音はちゃんと出るの?」などなど、若干の心配もあったりするのですが
(それが楽しみでもあるんだけど
)
花ちゃんの場合、そういった心配が全く不要で、安心して見ていられました
とにかく、どんな時にも「とことん!」な演技のエリザベート
とことん笑って、とことん楽しんで、とことんおびえて、とことん悲しんで、とことん拒んで…
宝塚時代もそうだったけど、ところどころ涙も流していて、集中力とか、感情のこめ方がすごい
これを3か月間、全身全霊でやっていくんだから、終わった後はどっと疲れて大変だろうなぁ…
トートダンサーに持ち上げられて、マネキン人形のようにクルクル移動する場面があるのだけど
花ちゃんは本当に表情を変えず、体勢も変えず、ものすごく軽々としたお人形さんに見える
リフトって、持ち上げる方ももちろん大変だけど、持ち上げられる方も結構筋肉を使っていて
大変だと聞いたことがあるので、多分このマネキン演技も、相当筋肉使ってるんじゃないかなぁ…
城田トートは、前回演じた時からもう5年も経ってると聞いてビックリ
その時は地方公演には来てくれなかったので、また観ることができて本当にうれしい
5年前も素晴らしいビジュアルのトートだったけど、
今回は更に磨きがかかり、歌も演技もパワーアップしていて、
とにかく妖しすぎてゾクゾクしました
花ちゃんと並ぶと、顔の大きさが全然違うのだけど、身体も大きいし、
かえって、この世のものではない感じが出てる気がしました
最後にエリザベートと抱き合った時、かつてない身長差に萌え~(笑)
少年ルドルフに近付く場面
優しく話しかけているように見せかけながら、目はとても冷たく、
そっとルドルフの手から拳銃を受け取り、銃口を向ける…
もう、動作と表情の一つ一つに目が釘付けになってしまいます
青年ルドルフに「死にたいのか」と言う場面
強くではなく、ささやくようにこのセリフを言うと、ここぞとばかり近づいて、ルドルフを死へ導くトート
なぜかこのセリフ回しがとても印象に残りました
これまで何人もの役者さんが演じてきたトート
それぞれの持ち味があって良かったのだけど、なんかこの城田トートは
宝塚スターには絶対真似できないものがいっぱい詰まっているような気がして
私の中では最高レベル
是非是非、地方公演にも来てほしいです
絶対また観に行く~~
初演からずーっと唯一、一人の役者(高嶋政宏さん)が演じてきたルキーニがついに替わって、
今回は尾上松也さん
歌舞伎をあまり見ない私、彼のことは、バラエティ番組かワイドショーのインタビューくらいでしか
見たことがなくて、正直、歌えるの?どうなの??と、ちょっと心配したりしていたのですが
まず歌が上手くてビックリ!初めからミュージカル俳優かと思うくらいでした
後で知ったのだけど、これまでに何作もミュージカルに出演してたんですね
ちょっと、いや、かなり見る目が変わりました
キッチュの場面、高嶋ルキーニは、皇室グッズを観客にあげそうであげない、じらしプレイだったのだけど
今回はハイッハイッと気前よくあげてました
前方通路寄りの席の方々、うらやましい~!
フランツの佐藤さん、「LE VELVETS」という、全員が音大出身というボーカルグループの方で
歌が本当にお上手で、きれいな歌声でした
…が、なんというか…華がない(小声)
あまりに印象が薄くて、逆に記憶に残りそう(苦笑)
今プロフィール見て知ったんですが、生年月日が「1986.2.5」って、ユノと一日違い!惜しい! (←何が)
私、フランツは、一度石丸幹二さんで観てみたいんですよね…
彼はもう、トートをやってしまったので、フランツなんてとこには絶対来ないと思うんですけど…
宝塚では一応、二番手男役がやる役どころなんですが、東宝版では少し比重の小さい役なのかな…
と感じる今日この頃
ルドルフは二度目の古川くん
前回はトリプルキャストで、私にとってお初の人ばかりの中、一番のお気に入りでした
当時、ダンスがわりと踊れていたな~という印象
この公演を一緒に観た韓流仲間のSさんが、写真を見るなり「あら、韓流スターにいそうな感じね」って
実は私も初めて彼を見た時そう思ったんですよね~
しかし、注目度の割に、ルドルフは出番が少ない!
初演の時には、当時のルドルフ役の井上くんも他の場面でセリフの無い役を演じていたのだけど
今では「ルドルフ」の出番しか出てないよなぁ…
仕方ないんだけど…つまんない
ところでこの日の少年ルドルフ役の池田優斗くん、とっても上手でした
私の中では、子ルドは加藤清史郎くんがピカイチなのだけど、それに匹敵するくらい?
演技も歌も良かった!
6年生くらいかな~と思ったら、4年生だって!! これからもしばらく出てくれるかな?楽しみ
ゾフィーは、元宝塚トップスターのタータン
包み込むような温かい歌声と人柄で、私も大好きなスターさん
昔、寒い中、朝7時前から撮影&サイン会に並んだことがあったなぁ
少し前に、テレビのカラオケバトル番組に出ていたのだけど、とても感情のこもった歌声に
思わず鳥肌が立ってしまった
でも、彼女のやわらかい雰囲気だと、ゾフィーの強さがどうも合わない気がして…
どちらかというと、エリザベートの母のルドヴィカの方がしっくりくるなぁ…
そういえばタータンって、宝塚初演の時にはルドルフだったんですよね~
そのルドヴィカは、宝塚でも素晴らしい歌声で活躍していた未来優希さん
もっともっと専科などで活躍するのかな~と思っていたので、退団を惜しんでいたけど
相変わらずの声量と存在感でした
初めの方で2人の母が歌う場面、こんなに上手いお母さん達初めてじゃ?
今までのルドヴィカのイメージは、自由人の夫と娘の間にいる優しい良妻賢母、と
勝手に思っていたのだけど、未来さんだと、絶対夫を尻に敷いてるでしょ!と言いたくなる強い母(笑)
でも、よ~く考えたら、あのゾフィーの妹なんだから、それくらい強くても不思議ではない??
未来さんがゾフィーやったら、迫力のある恐いゾフィーになっていいだろうな~
未来さん、もう一つマダム・ヴォルフという濃~い役もやっていて、これまた抜群の歌唱力で
迫力のあるマダムでした
最後、どちらの扮装で出てくるかな~と思ったら、お母さんだった(笑)
そういえば、ミルクの場面で、市民の一人が言ったほんの一言のセリフがやけに耳に残り、
ふと注目すると、未来さんでした
声が通り過ぎ(笑)
どこにいても、目立っちゃうのね
元宝塚のそんちゃんこと秋園美緒さん、確か初演の頃に女官の一人で出演していて
最近は出ていなかったように思うのだけど、今回はリヒテンシュタインで戻ってきました
ヴォーカルキャプテンもしているそうです
とてもパワーアップして戻ってきたような気がします
存在感がありました
宝塚OGといえば、ここしばらく南海まりさんがエリザベートのお姉さんをやっていたけれど、
今回は出ていなかったなぁ…
でも、お姉さん役は、あまりきれいだと、「あれ?」となってしまう役なので
今回は結構しっくりきたかも…(失礼)
長くなってしまいましたが、1日目の感想はこんな感じでした
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます