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季節と本と漢方と

漢方薬をきっかけに中医学の世界を知ることになった薬剤師です。二十四節気を目安に月に2回の頻度で本を中心に印象に残ったものの感想を記録しています。

芒種(2024.6.5~6.20)

今年の梅雨入りは遅めですが、梅雨の気配を感じる季節になりました。

 

「急所」で読む中国の古典

小川義男(著)

 

「史記」「三国志」「水滸伝」など中国の古典のエピソードをまとめてある本です。

 

中医学を学ぶ際、中国からの講師の先生に「三国志」などのエピソードを交えてたとえ話をされることが多く、理解のために中国の古典を知っておくことも大切と痛感していた時に、実習先のスタッフの方に教えていただいた思い出があります。

 

三国志の登場人物である曹操、劉備、関羽、張飛、諸葛亮(孔明)などそれぞれのキャラクターのイメージが分かったり、日本でも良く使われる言葉(「背水の陣」など)の由来についても知ることができたりするので、中国の文化を知る入門として良い本だと思います。