突然ですが、
私はハーレー・ダヴィッドソンに乗っています。
「ドッドコ ドッドコ ドコドッドコ ・・・」
と奇妙な三拍子を奏でる
いかついエンジンをしたアレです。
400cc以上の自動二輪免許が
限定解除という一種のステータスから
教習所でも取れる『大型自動二輪免許』
に変わってから、ハーレー人口は
爆発的に増えました。
20年くらい前までは、
本当にハーレー乗りは極限られていて
バイクを見れば『どこどこの誰のバイクだ』
などと凡その検討がつくくらいに
少なかったのです。
それはさておき、
ハーレーは1903年にアメリカはミルウォーキーの片田舎で
ハーレーさんとダヴィッドソン兄弟によって設立されました。
実に109年も前の出来事です。
日本でいえば明治36年で、
日露戦争が開戦される前年のことです。
世界的にいえば、
フォードが設立され
第一回目のツール・ド・フランスが開催され
パナマ共和国が独立し
ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功した年です。
このように観ると、
随分と昔だという事が分かりますね。
私のハーレーは、
1947年式の65歳のおばあちゃんです。
はっきり言って、博物館ものです。
昭和でいえば22年
第二次世界大戦が終結した翌々年の製造ですね。
国際標準化機構であるISOが設立され
国際通貨基金であるIMFが操業し
日本国憲法が施行され
デオデオ・パイオニア・ハウス食品・任天堂が設立し
第一回の国会が開会され
ロズウェル事件が起こり
最高裁判所が発足し
パキスタンが独立し
エリザベス女王が結婚式を挙げ
高田純次とビートたけしと岸部一徳と衣笠祥雄と
星野仙一とジャンボ尾崎と鳩山由紀夫と
三遊亭小遊三と栗原はるみとキラー・カーンと
平野レミとあき竹城と千昌夫とDr.コパと
植田まさしと細野晴臣と荒俣宏と安岡力也と
せんだみつおとアーノルド・シュワルツェネッガーと
稲川淳二とアニマル浜口と泉ピン子と小田和正と
蛭子能収とヒラリー・クリントンと西田敏行と
森進一と今いくよ・くるよと布施明と立松和平
が生まれた年です。
65年前といっても、これまた随分と昔のことですね。
そんな昔のバイクなので、
もちろん今みたいにスイッチ一つでエンジンが掛かる
セルモーターなんてものはありません。
ガソリンのコックを開け
キャブレターのチョークを全閉に引き
進角を手動で調節して合わせ
アクセルを全開にし
キーはオフの状態で
キックをしっかりと3回踏み降ろして
エンジン燃焼室の圧力を充分に上げたら、
アクセルを戻して少し空いた状態にし
チョークを戻し
キーをオンにして
一気にキックを蹴り降ろします。
すると、
「ブォーバババァーーーーッタットットットット
ットッタッタ ッタッタカ ッタッタカ ・・・」
と小気味良くエンジンが始動してくれます。
慣れない人からすれば
イチイチこんな手順を踏んでからエンジンを掛けるなんて
凄く面倒くさいと感じられるかもしれませんが
このバイクは、この手順を順番を守って行わないと
エンジンはかかってくれないのです。
逆を言えば、
初めての人でもこの手順さえしっかりとやれば
癖のある古いバイクでも
エンジンを掛けることができるのです。
これは人間にも言えることでもあります。
何事にもそれだけは外れてはいけないという
ゴールデンスタンダードの手順があります。
何を行うにも上手くいかないとか
自分にはどうせとか
いろいろとマイナス思考に陥る人がいますが、
そうではないのです。
このゴールデンスタンダードともいえる
『手順』さえしっかりと辿っていけば、
誰でも【覚醒】することができるのです。
ただその【覚醒】への『手順』が分からないだけなのです。
しっかりと『手順』を守り、
【覚醒】しましょう。
これからの未来はきっと明るいです。