アイドルなんて所詮虚像で


嘘をつき続けてできた姿なんだろうけど


それが嘘だとわかっていながらも


信じたいと思わせてくれたんだ。



 "この5人は永遠だから"



とあなたがついた残酷で優しい嘘を


信じたいと思ってしまった。


夢を見てしまった。


永遠なんてないと分かっていたはずなのに。 















2011年 9月29日 SexyZone 結成


あれから約12年。


楽しくて、嬉しくて、悲しくて、苦しくて、不安で、愛でいっぱいだった12年。



こんなに何かに夢中になれたの初めてだった。


受験勉強も、部活も、模試も、就活も、全部全部SexyZoneがいたから頑張れた。



SexyZoneは5人グループだけど、実際に5人で活動してきた期間はどれだけ短かったんだろう。


それでも、5人が5人でいるためにどうしたらいいのか


それぞれの選択を尊重しながら模索している姿に何度も救われた。

 


振り返ると辛いこともたくさん蘇るけど、 


それでも、私はSexy Zoneを追いかけて来れたこの6年間を全く後悔していない。



もし今、彼らを好きになったあの頃に戻ったとしても、


この終わりを知っていたとしても、


彼らの12年をもう一度応援する道を選ぶと思う。


そのくらいに大好きだった。






















佐藤勝利くん


ことある事に5人でSexyZoneです。5人が大好きです。センターから見える4人の姿が綺麗なんです。って言ってくれた勝利くん。

もうマリウスの卒業が決まっていた時に東京ドームで「絶対に5人で国立にたちます!」と宣言してくれたことすごく嬉しくて今でも鮮明に覚えているよ。

SexyZoneで1番泣き虫だった勝利くん、今日のライブはどうだったかな。久しぶりにセンターから見る4人はどうだったかな。

あなたが5人を守ってくれる度、私の心は救われていました。ありがとう。



松島聡くん


優しさで溢れる人。聡くんはその優しさがある故にいろんなことを過敏に感じて苦しくなってしまう時があっただろうけれど、そんな聡くんがSexyZoneにいてくれたから、SexyZoneは5人でいることが出来たと思います。

聡ちゃんはSexyZoneの接着剤!とマリちゃんが言っていたけれど、本当にそうだね。聡くんがいてくれるだけで笑顔になる4人を見るのがとても大好きでした。SexyZoneに戻ってくる選択を取ってくれたこと感謝しています。ありがとう。



マリウス葉くん


最年少ながらも大きな夢を持ってSexyZoneから羽ばたいたマリちゃん。マリちゃんがSexyZoneにいてくれたからSexyZoneは愛に溢れたグループになれたと思っています。"人を愛するためにはまず自分を愛すこと" あなたから教えてもらったこの言葉をとても大切にしているよ。

震災で大変だった日本に"人を幸せにしたいから!"と日本に来て、SexyZoneになってくれてありがとう。




菊池風磨くん


"無理やり5人でいさせるっていうのもなんか違う気もしますし、だからもう祈るしかないんですよ。頼む、どうかみんなの気持ちがこのまま20周年にって…祈るしかないんですよね。…そうっすね、願っててください。SexyZoneが20周年を5人で迎えてる、その絵を想像して強く願っててください。…見たいっすね。"



"もう誰1人卒業させません。
だから、一生ついてきてくれますか?
いや、違うな。
一生ついてきてください。"


"みんなから見える景色が変わっても、ついてきてくれますか?"


風磨くんの紡ぐ言葉大好きだったなぁ……。

風磨くんはいつもSexyZoneのためなら俺が嫌われ者になると言っていたけれど、風磨くんだって私たちからすれば大切なSexyZoneの1人だよ。デビュー当時、1番SexyZoneになることに抵抗があった風磨くんが"今の夢はSexyZoneになること"と言ってくれたこと、とても嬉しかったよ。風磨くんが描くSexyZoneになれたかな?

SexyZoneを守ってくれてありがとう。









中島健人くん


風磨くんといる時に見れるふにゃふにゃの笑顔、勝利くんといる時に見れるボケたがりおちゃめさ、聡くんといる時に見れるギャルみたいなキャピキャピした姿、マリちゃんといる時に見れる学びに貪欲な姿、4人に見せる最年長としての頼れる姿、大爆笑するとすぐに人の肩を馬鹿力で叩く癖、ゲラなところ、口をあけるとのぞく前歯、ファン向けのブログを毎日更新してくれるところ、曲がったことが嫌いでまっすぐ生きているところ、忘れ物が多いところ、天然で少し抜けてるところ、シングルのプロモーションを全力で取り組むところ、全部全部大好きだったなぁ。




私はまだ4月からあなたを応援できるか分からないけれど、


"なりたい自分になるのに遅すぎることは無い"


と言っていたあなたが見つけた新しい夢に向かって飛び立つ今日。



すごくすごく寂しいけれど……


それでも中島健人らしく、全力で頑張ってね。


いつか、これならやめるしかなかった!と思わせるくらい、でっかくなってね。
























ありがとう。ありがとうSexyZone。


10代から20代なんて、普通に生きていたら


たくさんの経験や青春を過ごすことのできる大切な時間を


アイドルに全て注いでくれたこと、本当に感謝しています。



SexyZoneに出会うことが出来て本当に良かった。




 

終わらないでと願う想いを胸にしまい、


自分に優しい嘘をつくわたしたちを


今だけは許して生きていきましょう。





いつかまた、会えるよね?


会えるといいな。



最後にこの言葉、










SexyZone、卒業おめでとう!



  

















夢を見ました。5人で楽しそうにステージに立っていて。夢を見るのは、勝手だと思うので。その夢がいつか、正夢になったらいいなって思っています。


SZ10TH 7/11 佐藤勝利 挨拶