僕のことを


中々

解放してくれない聡くん。


まぁ・・・。

それは・・別にいいんだけど・・・。



・・いや!!・・ダメだよ!!

やっぱり良くない!!



だって


聡くんの力が強すぎて

体・・痛いし・・息苦しいもん。




聡くんって

華奢に見えるけど


ちゃんと


鍛えるところは

きちんと鍛えてるんだよね。

腕の筋肉とか結構凄くて。


衣装替えしてた時だったかなあ〜〜。

不意に視界に入ってきて


「マジで?!」


って

思ったことあるもん。




僕?


僕はジムとかには行かないよ。

そりゃあ・・ツアー前とかには

体づくりはするけれど


鍛えるってよりは

整えるって感じかな。


体幹トレーニングとかだったら

自宅でもできるし。


それに彼が・・・。


そのままの

今のままの

僕の体が好きだって・・・。


コホン・・・/////。




まぁ  それはどうでも  いいとして。




聡くん・・なんだろ?


僕に

なんか聞きたいことあるのかな?


僕の方から聞いてみた。




すると


「・・あのさ・・勝利さ・・・。

  ケンティに・・・

  ハッシュタグ頼んだみたいだね?」


「あ〜〜それぇ?・・うん。頼んだよ。

  ちょうどその時

  健人くん忙しい時期だったんだけど

  頼んだら・・いいよって。

  分かった。考えとくよ。任せてって。」



「そりゃ大好きな勝利の為ならね💕」


「・・そんな・・ことないよ・・・/////。」



「そんな事あるよ!!  勝利だからだよ。

  でもさ・・あそこまで想われて

  言葉にされてさ・・・。

  勝利も嬉しかったでしょ?」


「・・言葉?・・って?・・なに?

  あっ?・・聡くん?」



体が急に軽くなった。