ゴールデンウィークが終わりましたね。

 

今日から大学が再開して先ほど授業に行ってきました。

 

このブログは体調不良日記ということなんですが、そんな体調で5/2~7まで高知県の四万十町に行っていました。

 

何をしに行っていたかというと、ゲストハウスのお仕事のお手伝いをしておりました。

 

そのゲストハウスは旅をしていた時にたまたま泊まった宿で、そこからご縁があって少しの間働かせていただいておりました。

まぁほんとにその宿のオーナーさんをはじめとして、たくさんの方にお世話になりましたので、今回は現状報告と繁忙期のピンチヒッターを兼ねて、久しぶりに四万十町に訪問して参りました。

 

ただ、ここで大きな問題があったのです。そうです先月から体調不良が続いていてパニック発作が起きてしまう可能性があったのです。

パニック発作がいつ起きてもわからない状態で飛行機に乗って四国まで5泊6日。いやー、それはそれは心配でありました。

 

今回はお医者さんからもらっていた、抗不安薬があったのでそれを飲んでいくことにしました。

家を出発する時に1錠飲みましたが。今回はなかなか効きが悪く成田空港に着いても息苦しさがなかなか治りません。今回はGW真っ只中ということもあり、人がとてつもなく多かったのでそれが原因の一つであるとは思うのですが。

搭乗口について、飛行機に乗る10分ほど前までは息苦しさがあって、「果たして、この状態で乗れるのか?」と結構本気で思いました。

 

過去、何十回と飛行機に乗ってきていますがここまで不安に駆られた旅は今回が初めてです。

しかも今回は行きも帰りも席が3列の中央と全く持ってついてない。まるでMRIを受けているような圧迫感と不安を感じながら、僕の旅はスタートしました。

 

しかし、いざ乗ってみると、そのタイミングから薬が効き始めてきたようで、不安感、息苦しさがそれほどありません。「これはきた!」と思い、そのあとはグミを噛みながら、最近ハマっているバンドGalileo Galileiのライブ動画を観ます。

Galileo Galileiは10年前から好きでライブにもよく行っていて大好きなバンドでした。体調が悪くなってから、よく聴くのですが不思議と彼らの曲や声を聴くと、身体の力が抜けるんですよね。なので最近毎日聴いています。

 

そんなこんなで無事に高知に到着して、ゲストハウスでの5泊6日のお手伝いも終了し、帰りの飛行機も息苦しくなりましたがなんとか乗り切ることができて、無事に実家に帰ってくることができました。

 

体調はやはり芳しくはないですが、久しぶりの四万十川のせせらぎや、鳥、蛙、虫達の鳴き声は素晴らしいものであり、夜になると彼らの鳴き声と、満点の星空が組み合わさり、それらは絶景のハーモニーを生み出します。

 

そんな景色を見れただけでも、今回体調不良を押してでも行った価値はあるのかなと、それくらい綺麗な景色でした。

 

久しぶりに以前、お世話になった人たちともたくさん話ができました。

ちゃんとしなきゃ!と、ずっと思っていましたが、やっぱりここに戻ってくると、まだまだ自分は子供で、全然ちゃんとした話なんかできなくて、でもそれでもいいんだなって感じました。

僕が何かを頑張っていても、頑張っていなくても、何者でも、何者でなくても、何もなくても、僕は僕で、それによって価値が決まるわけではないと、そう感じることができました。

 

こっちに戻ってきて、

まだ、体調は万全というわけではなく、ほんとに少しずつ歩いていかなければいけませんが、「大丈夫」という気持ちを心に留めて、焦らず進んでいければと思います。