第88問目. 神さまのご命令を守れる人はいますか?

 

答え. いいえ。人が堕落してから、この世において神さまのご命令を完全に守ることは一人もいません。日々、思いや言葉や行動において神さまのご命令を破っています。

 

"この地上に、正しい人は一人もいない。善を行い、罪に陥ることのない人は。"

伝道者の書 7章20節

 

"主は、地上に人の悪が増大し、その心に図ることがみな、いつも悪に傾くのをご覧になった。"

創世記 6章5節

 

"主は、その芳ばしい香りをかがれた。そして、心の中で主はこう言われた。「わたしは、決して再び人のゆえに、大地にのろいをもたらしはしない。人の心が思い図ることは、幼いときから悪であるからだ。わたしは、再び、わたしがしたように、生き物すべてを打ち滅ぼすことは決してしない。"

創世記 8章21節

 

"もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。"

ヨハネの手紙 第一 1章8節

 

"しかし、舌を制することができる人は、だれもいません。舌は休むことのない悪であり、死の毒で満ちています。"

ヤコブの手紙 3章8節

 

"私たちはみな、多くの点で過ちを犯すからです。もし、ことばで過ちを犯さない人がいたら、その人はからだ全体も制御できる完全な人です。"

ヤコブの手紙 3章2節

 

"すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、"

ローマ人への手紙 3章23節

 

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第89問目. 人が堕落してから、神さまのご命令を守ることができる人がいないのであれば、律法の目的は何でしょうか?

 

答え. 人が堕落してからの律法の目的は、神さまの完璧な義を明らかにすることであり、神さまの民が神さまのみこころを知ることができるようにすることです。 

 

"主のおしえは完全でたましいを生き返らせ主の証しは確かで浅はかな者を賢くする。

主の戒めは真っ直ぐで人の心を喜ばせ主の仰せは清らかで人の目を明るくする。

主からの恐れはきよくとこしえまでも変わらない。主のさばきはまことでありことごとく正しい。

それらは金よりも多くの純金よりも慕わしく蜜よりも蜜蜂の巣の滴りよりも甘い。

あなたのしもべもそれらにより戒めを受けそれを守れば大きな報いがあります。"

詩篇 19篇7~11節

 

"なぜなら、人はだれも、律法を行うことによっては神の前に義と認められないからです。律法を通して生じるのは罪の意識です。"

ローマ人への手紙 3章20節

 

"それでは、私たちは信仰によって律法を無効にすることになるのでしょうか。決してそんなことはありません。むしろ、律法を確立することになります。"

ローマ人への手紙 3章31節

 

"それでは、どのように言うべきでしょうか。律法は罪なのでしょうか。決してそんなことはありません。むしろ、律法によらなければ、私は罪を知ることはなかったでしょう。実際、律法が隣人のものを「欲してはならない」と言わなければ、私は欲望を知らなかったでしょう。"

ローマ人への手紙 7章7節

 

"この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。"

ローマ人への手紙 12章2節

 

"その恵みは、私たちが不敬虔とこの世の欲を捨て、今の世にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、

祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるイエス・キリストの、栄光ある現れを待ち望むように教えています。

キリストは、私たちをすべての不法から贖い出し、良いわざに熱心な選びの民をご自分のものとしてきよめるため、私たちのためにご自分を献げられたのです。"

テトスへの手紙 2章12~14節

 

"しかし聖書は、すべてのものを罪の下に閉じ込めました。それは約束が、イエス・キリストに対する信仰によって、信じる人たちに与えられるためでした。"

ガラテヤ人への手紙 3章22節

 

"こうして、律法は私たちをキリストに導く養育係となりました。それは、私たちが信仰によって義と認められるためです。"

ガラテヤ人への手紙 3章24節

 

"私たちは知っています。律法は、次のことを知っていて適切に用いるなら、良いものです。"

テモテへの手紙 第一 1章8節

 

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90問目. 律法の違反はすべて極悪ですか?

 

答え. いくつかの罪はそれ自体が極悪で、いくつかの罪は積み重なることによって神さまの目からは他の罪よりも極悪に見られます。

 

"また私に言われた。「あなたはなおもまた、彼らが行っている大きな忌み嫌うべきことを見る。」"

エゼキエル書 8章13節

 

"イエスは答えられた。「上から与えられていなければ、あなたにはわたしに対して何の権威もありません。ですから、わたしをあなたに引き渡した者に、もっと大きな罪があるのです。」"

ヨハネの福音書 19章11節

 

"だれでも、兄弟が死に至らない罪を犯しているのを見たなら、神に求めなさい。そうすれば、神はその人にいのちを与えてくださいます。これは、死に至らない罪を犯している人たちの場合です。しかし、死に至る罪があります。これについては、願うようにとは言いません。"

ヨハネの手紙 第一 5章16節

 

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91問目. すべての罪は何に値しますか?

 

答え. すべての罪は今この世においても来るべき世においても、神さまの怒りと呪いに値します。

 

"だれにも空しいことばでだまされてはいけません。こういう行いのゆえに、神の怒りは不従順の子らに下るのです。"

エペソ人への手紙 5章6節

 

"律法の行いによる人々はみな、のろいのもとにあります。「律法の書に書いてあるすべてのことを守り行わない者はみな、のろわれる」と書いてあるからです。"

ガラテヤ人への手紙 3章10節

 

"悪しき者の家には、主ののろいがある。正しい人の住まいは、主が祝福される。"

箴言 3章33節

 

"主は悪者どもの上に網を下す。火と硫黄燃える風が彼らへの杯。"

詩篇 11篇6節

 

"しかし、臆病な者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、淫らなことを行う者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者たちが受ける分は、火と硫黄の燃える池の中にある。これが第二の死である。」"

ヨハネの黙示録 21章8節

 

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第92問目. 私たちの罪による神さまの怒りと呪いから逃れるためには、神さまは何を求めておられますか?

 

答え. 私たちの罪による神さまの怒りと呪いから逃れるためには、神さまは私たちにイエス・キリストへの信仰、いのちに至る悔い改め、キリストが私たちにあがないの恩恵を伝えてくださる外的で通常の手段をすべて熱心に用いることを求めておられます。

 

"ユダヤ人にもギリシア人にも、神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰を証ししてきたのです。"

使徒の働き 20章21節

 

"そして二人を外に連れ出して、「先生方。救われるためには、何をしなければなりませんか」と言った。

二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」"

使徒の働き 16章30~31節

 

"神はそのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今はどこででも、すべての人に悔い改めを命じておられます。"

使徒の働き 17章30節

 

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第93問目. イエス・キリストへの信仰とは何ですか?

 

答え. イエス・キリストへの信仰とは、救いの恵みであり、それによって私たちはキリストが私たちのために捧げられたという福音を受け取り、救いのためにはキリストだけにより頼むということです。

 

"しかし私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。"

ヘブル人への手紙 10章39節

 

"しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。"

ヨハネの福音書 1章12節

 

"私たちの父なる神と、主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。

私は祈るとき、いつもあなたのことを思い、私の神に感謝しています。

あなたが主イエスに対して抱いていて、すべての聖徒たちにも向けている、愛と信頼について聞いているからです。

私たちの間でキリストのためになされている良い行いを、すべて知ることによって、あなたの信仰の交わりが生き生きとしたものとなりますように。

私はあなたの愛によって多くの喜びと慰めを得ました。それは、兄弟よ、あなたによって聖徒たちが安心を得たからです。

ですから、あなたがなすべきことを、私はキリストにあって、全く遠慮せずに命じることもできるのですが、

むしろ愛のゆえに懇願します。このとおり年老いて、今またキリスト・イエスの囚人となっているパウロが、"

ピレモンへの手紙 1章3~9節

 

"私たちは、生まれながらのユダヤ人であって、「異邦人のような罪人」ではありません。

しかし、人は律法を行うことによってではなく、ただイエス・キリストを信じることによって義と認められると知って、私たちもキリスト・イエスを信じました。律法を行うことによってではなく、キリストを信じることによって義と認められるためです。というのは、肉なる者はだれも、律法を行うことによっては義と認められないからです。"

ガラテヤ人への手紙 2章15~16節

 

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第94問目. いのちに至る悔い改めとは何ですか?

 

答え. いのちに至る悔い改めとは救いの恵みであり、罪人が自分の罪を真に自覚することから、キリストにある神さまのあわれみを理解し、自分の罪を悲しみ、いみきらい、その罪から離れて、新たな従順を全うすることを十分に決意し、神さまに立ち返ることです。

 

"人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。"

使徒の働き 2章37節

 

"衣ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深い。怒るのに遅く、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださる。"

ヨエル書 2章13節

 

"わたしは、エフライムが悲しみ嘆くのを確かに聞いた。『あなたが私を懲らしめて、私は、くびきに慣れない子牛のように懲らしめを受けました。私を帰らせてください。そうすれば、帰ります。主よ、あなたは私の神だからです。

私は立ち去った後で悔い、悟った後で、ももを打ちました。恥を見て、辱めさえ受けました。若いころの恥辱を私は負っているのです』と。"

エレミヤ書 31章18~19節

 

"神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。

見なさい。神のみこころに添って悲しむこと、そのことが、あなたがたに、どれほどの熱心をもたらしたことでしょう。そればかりか、どれほどの弁明、憤り、恐れ、慕う思い、熱意、処罰をもたらしたことでしょう。あの問題について、あなたがたは、自分たちがすべての点で潔白であることを証明しました。"

コリント人への手紙 第二 7章10~11節

 

"罪から解放されて、義の奴隷となりました。"

ローマ人への手紙 6章18節

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第95問目. キリストがあがないの恩恵を伝えてくださる外的で通常の手段とは何ですか?

 

答え. キリストがあがないの恩恵を伝えてくださる外的で通常の手段とは、神さまの礼典のことで、特にみことば、バプテスマ、主の晩餐、祈りのことです。これらはすべて、神さまが選んでくださった民の救いのために役立つようにされます。

 

"ですから、信仰は聞くことから始まります。聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。"

ローマ人への手紙 10章17節

 

"この父が私たちを、いわば被造物の初穂にするために、みこころのままに真理のことばをもって生んでくださいました。"

ヤコブの手紙 1章18節

 

"アポロとは何なのでしょう。パウロとは何なのでしょう。あなたがたが信じるために用いられた奉仕者であって、主がそれぞれに与えられたとおりのことをしたのです。"

コリント人への手紙 第一 3章5節

 

"彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。

彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。"

使徒の働き 2章41~42節

 

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第96問目. みことばはどのように救いのために有効なものにされますか?

 

答え. 聖霊なる神さまが、救いに至る信仰によってみことばを読ませる事、特に有効な手段によって罪人を納得させて回心させる説教と、きよさと慰めをもって建て上げることにより救いのために有効なものにされます。

 

"私はあなたのみことばを心に蓄えます。あなたの前に罪ある者とならないために。"

詩篇 119篇11節

 

"私の目を開いてください。私が目を留めるようにしてください。あなたのみおしえのうちにある奇しいことに。"

詩篇 119篇18節

 

"あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちに、そして主に倣う者になりました。"

テサロニケ人への手紙 第一 1章6節

 

"ですからあなたがたは、すべての悪意、すべての偽り、偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、

生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。"

ペテロの手紙 第一 2章1~2節

 

"私は福音を恥としません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。"

ローマ人への手紙 1章16節

 

"主のおしえは完全でたましいを生き返らせ主の証しは確かで浅はかな者を賢くする。"

詩篇 19篇7節

 

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第97問目. みことばが救いのために有効なものにされるためには、みことばはどのように読まれ、聞かされるべきでしょうか?

 

答え. みことばが救いのために有効なものにされるためには、私たちは、熱心に、準備と祈りをもってみことばに親しみ、信仰と愛をもってみことばを受け取り、心に刻み、生活の中で実践されるべきです。

 

"幸いなことよ。日々わたしの戸の傍らで見張り、わたしの門の柱のわきで見守って、わたしの言うことを聞く人は。"

箴言 8章34節

 

"ですからあなたがたは、すべての悪意、すべての偽り、偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、

生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。"

ペテロの手紙 第一 2章1~2節

 

"私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えに専念しなさい。"

テモテへの手紙 第一 4章13節

 

"こういうわけで、私たちは聞いたことを、ますますしっかりと心に留め、押し流されないようにしなければなりません。

御使いたちを通して語られたみことばに効力があり、すべての違反と不従順が当然の処罰を受けたのなら、

こんなにすばらしい救いをないがしろにした場合、私たちはどうして処罰を逃れることができるでしょう。この救いは、初めに主によって語られ、それを聞いた人たちが確かなものとして私たちに示したものです。"

ヘブル人への手紙 2章1~3節

 

"というのも、私たちにも良い知らせが伝えられていて、あの人たちと同じなのです。けれども彼らには、聞いたみことばが益となりませんでした。みことばが、聞いた人たちに信仰によって結びつけられなかったからです。"

ヘブル人への手紙 4章2節

 

"また、あらゆる悪の欺きをもって、滅びる者たちに臨みます。彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。"

テサロニケ人への手紙 第二 2章10節

 

"私はあなたのみことばを心に蓄えます。あなたの前に罪ある者とならないために。"

詩篇 119篇11節

 

"ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを素直に受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。

みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。

みことばを聞いても行わない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で眺める人のようです。

眺めても、そこを離れると、自分がどのようであったか、すぐに忘れてしまいます。

しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめて、それから離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならず、実際に行う人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。"

ヤコブの手紙 1章21~25節

 

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第98問目. バプテスマと主の晩餐が救いのために有効な手段とされるためには、どのようにされるべきですか?

 

答え. バプテスマと主の晩餐は、バプテスマと主の晩餐自体に何らかの効き目があるからでも、それを実行する人たちが誰かによって効き目があるからでもなく、ただ信仰によってバプテスマと主の晩餐を受ける人たちのうちにキリストの祝福と聖霊が働くことによって救いのために有効な手段とされます。

 

"この水はまた、今あなたがたをイエス・キリストの復活を通して救うバプテスマの型なのです。バプテスマは肉の汚れを取り除くものではありません。それはむしろ、健全な良心が神に対して行う誓約です。"

ペテロの手紙 第一 3章21節

 

"私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。

ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。"

コリント人への手紙 第一 3章6~7節

 

"私たちはみな、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によってバプテスマを受けて、一つのからだとなりました。そして、みな一つの御霊を飲んだのです。"

コリント人への手紙 第一 12章13節

 

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第99問目. バプテスマと主の晩餐はどのような点が神さまの他の礼典と違いますか?

 

答え. バプテスマと主の晩餐は、キリストによって特別に定められたもので、目に見える外的なしるしとして、新しい契約の恩恵を信者にあらわして、あてはめるためのものという点で違います。

 

"ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、"

マタイの福音書 28章19節

 

"さあ、何をためらっているのですか。立ちなさい。その方の名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』"

使徒の働き 22章16節

 

"次男も三男も、そして七人までも同じようになりました。

そして最後に、その妻も死にました。

では復活の際、彼女は七人のうちのだれの妻になるのでしょうか。彼らはみな、彼女を妻にしたのですが。」"

マタイの福音書 22章26~28節

 

"私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。"

ローマ人への手紙 6章4節

 

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第100問目. バプテスマとは何でしょうか?

 

答え. バプテスマとは聖なる礼典であり、父と子と聖霊の御名によって水で洗い、私たちがキリストに結合され、恵みの契約の恩恵にあずかること、そして主のものとなることです。

 

"ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、"

マタイの福音書 28章19節

 

"それとも、あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスにつくバプテスマを受けた私たちはみな、その死にあずかるバプテスマを受けたのではありませんか。

私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。

私たちがキリストの死と同じようになって、キリストと一つになっているなら、キリストの復活とも同じようになるからです。"

ローマ人への手紙 6章3~5節

 

"バプテスマにおいて、あなたがたはキリストとともに葬られ、また、キリストとともによみがえらされたのです。キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じたからです。"

コロサイ人への手紙 2章12節

 

"キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。"

ガラテヤ人への手紙 3章27節

 

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第101問目. バプテスマはだれに施されるべきですか?

 

答え. バプテスマは、神さまに対する悔い改め、私たちの主イエス・キリストに対する信仰、キリストにしたがうことを実際に告白するすべての人に施されるべきものであり、それ以外の人には施されるべきではありません。

 

"そこで、ペテロは彼らに言った。「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。"

使徒の働き 2章38節

 

"自分の罪を告白し、ヨルダン川で彼からバプテスマを受けていた。"

マタイの福音書 3章6節

 

"信じてバプテスマを受ける者は救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。"

マルコの福音書 16章16節

 

"しかし人々は、ピリポが神の国とイエス・キリストの名について宣べ伝えたことを信じて、男も女もバプテスマを受けた。"

使徒の働き 8章12節

 

"道を進んで行くうちに、水のある場所に来たので、宦官は言った。「見てください。水があります。私がバプテスマを受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」"

使徒の働き 8章36節

 

"「この人たちが水でバプテスマを受けるのを、だれが妨げることができるでしょうか。私たちと同じように聖霊を受けたのですから。」

ペテロはコルネリウスたちに命じて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けさせた。それから、彼らはペテロに願って、何日か滞在してもらった。"

使徒の働き 10章47~48節

 

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第102問目. 信仰を告白するような信者のこどもはバプテスマを受けるべきですか?

 

答え. いいえ。聖書には信仰告白をした信者のこどもにバプテスマを施すというご命令も実例も痕跡も無いため、信者のこどもであっても、バプテスマを施すべきではありません。

 

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第103問目. バプテスマは正しくはどのように施されますか?

 

答え. バプテスマは、父と子と聖霊の御名によって、からだ全体を水につける浸水礼で正しく施されます。

 

"イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると見よ、天が開け、神の御霊が鳩のようにご自分の上に降って来られるのをご覧になった。"

マタイの福音書 3章16節

 

"一方ヨハネも、サリムに近いアイノンでバプテスマを授けていた。そこには水が豊かにあったからである。人々はやって来て、バプテスマを受けていた。"

ヨハネの福音書 3章23節

 

"そして、馬車を止めるように命じた。ピリポと宦官は二人とも水の中に降りて行き、ピリポが宦官にバプテスマを授けた。

二人が水から上がって来たとき、主の霊がピリポを連れ去られた。宦官はもはやピリポを見ることはなかったが、喜びながら帰って行った。"

使徒の働き 8章38~39節

 

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第104問目. バプテスマを正しく施された人たちの義務は何でしょうか?

 

答え. バプテスマを正しく施された人たちは、主のすべてのご命令と定めに恥じないように歩むため、イエス・キリストの秩序ある、目に見える教会に身を委ねる義務があります。

 

"そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし

神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。"

使徒の働き 2章46~47節

 

"エルサレムに着いて、サウロは弟子たちの仲間に入ろうと試みたが、みな、彼が弟子であるとは信じず、彼を恐れていた。"

使徒の働き 9章26節

 

"あなたがた自身も生ける石として霊の家に築き上げられ、神に喜ばれる霊のいけにえをイエス・キリストを通して献げる、聖なる祭司となります。"

ペテロの手紙 第一 2章5節

 

"ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか。"

ヘブル人への手紙 10章25節

 

"また彼らの家の教会によろしく伝えてください。キリストに献げられたアジアの初穂である、私の愛するエパイネトによろしく。"

ローマ人への手紙 16章5節

 

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第105問目. 見える教会とは何でしょうか?

 

答え. 見える教会とは、あらゆる時代や場所を問わず、福音が真実に宣べ伝えられ、バプテスマと主の晩餐の礼典が正しくとりおこなわれ、信仰を告白する信者で組織された集まりのことです。

 

"彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。"

使徒の働き 2章42節

 

"週の初めの日に、私たちはパンを裂くために集まった。パウロは翌日に出発することにしていたので、人々と語り合い、夜中まで語り続けた。"

使徒の働き 20章7節

 

"また、モーセは、シナイ山で彼に語った御使いや私たちの先祖たちとともに、荒野の集会にいて、私たちに与えるための生きたみことばを授かりました。"

使徒の働き 7章38節

 

"こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。

それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。"

エペソ人への手紙 4章11~12

 

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第106問目. 見えない教会とは何でしょうか?

 

答え. 見えない教会とは、キリストをかしらとして集められた神さまに選ばれたすべての民の集まりの事です。

 

"時が満ちて計画が実行に移され、天にあるものも地にあるものも、一切のものが、キリストにあって、一つに集められることです。"

エペソ人への手紙 1章10節

 

"また、神はすべてのものをキリストの足の下に従わせ、キリストを、すべてのものの上に立つかしらとして教会に与えられました。

教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。"

エペソ人への手紙 1章22~23節

 

"わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。"

ヨハネの福音書 10章16節

 

"また、ただ国民のためだけでなく、散らされている神の子らを一つに集めるためにも死のうとしておられることを、預言したのである。"

ヨハネの福音書 11章52節

 

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第107問目. 主の晩餐とは何でしょうか?

 

答え. 主の晩餐とは聖なる礼典であり、キリストの定めに従ってパンとぶどう酒が与えられ、受けることによって、キリストの死が示されることです。この礼典のふさわしい受け手は、肉体的、肉的な仕方ではなく、信仰によって、キリストのからだと血にあずかり、キリストのすべての恩恵にあずかり、霊的に養われ、恵みにおいて成長します。

 

"私は主から受けたことを、あなたがたに伝えました。すなわち、主イエスは渡される夜、パンを取り、

感謝の祈りをささげた後それを裂き、こう言われました。「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。」

食事の後、同じように杯を取って言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。」

ですから、あなたがたは、このパンを食べ、杯を飲むたびに、主が来られるまで主の死を告げ知らせるのです。"

コリント人への手紙 第一 11章23~26節

 

"私たちが神をほめたたえる賛美の杯は、キリストの血にあずかることではありませんか。私たちが裂くパンは、キリストのからだにあずかることではありませんか。"

コリント人への手紙 第一 10章16節

 

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第108問目. 主の晩餐にふさわしくあずかる人にはどのようなことが求められていますか?

 

答え. 主の晩餐にふさわしくあずかる人には、ふさわしくない状態で来て、その飲めや食えやのさばきを受けることがないように、主のからだを見分ける識別力と、主を糧とする信仰と、悔い改めと愛と新しい従順のことで、自分自身のことを吟味することが求められています。

 

"したがって、もし、ふさわしくない仕方でパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。

だれでも、自分自身を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい。

みからだをわきまえないで食べ、また飲む者は、自分自身に対するさばきを食べ、また飲むことになるのです。

あなたがたの中に弱い者や病人が多く、死んだ者たちもかなりいるのは、そのためです。

しかし、もし私たちが自分をわきまえるなら、さばかれることはありません。"

コリント人への手紙 第一 11章27~31節

 

"ですから、古いパン種を用いたり、悪意と邪悪のパン種を用いたりしないで、誠実と真実の種なしパンで祭りをしようではありませんか。"

コリント人への手紙 第一 5章8節

 

"あなたがたは、信仰に生きているかどうか、自分自身を試し、吟味しなさい。それとも、あなたがたは自分自身のことを、自分のうちにイエス・キリストがおられることを、自覚していないのですか。あなたがたが不適格な者なら別ですが。"

コリント人への手紙 第二 13章5節

 

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第109問目. 祈りとは何ですか?

 

答え. 祈りとは、キリストの御名によって、私たちの罪を告白し、神さまのあわれみを感謝して認めながら、神さまの御心にかなうことを求めて、私たちの願いを神に捧げることです。

 

"何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です。"

ヨハネの手紙 第一 5章14節

 

"もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。"

ヨハネの手紙 第一 1章9節

 

"何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。"

ピリピ人への手紙 4章6節

 

"主よあなたは貧しい者たちの願いを聞いてくださいます。あなたは彼らの心を強くし耳を傾けてくださいます。"

詩篇 10篇17節

 

"また主を恐れる者の願いをかなえ彼らの叫びを聞いて救われます。"

詩篇 145篇19節

 

"またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは、何でもそれをしてあげます。父が子によって栄光をお受けになるためです。

あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしがそれをしてあげます。"

ヨハネの福音書 14章13~14節

 

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第110問目. 神さまは私たちの祈りの指針としてどのような規範を与えられましたか?

 

答え. 神さまは神さまのみことば全体を私たちの祈りの指針として用いるようにご指示されていますが、一般的に主の祈りと呼ばれる、キリストが弟子に教えられた特別な祈りの指針の規範をお与えになりました。

 

"ですから、あなたがたはこう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名が聖なるものとされますように。

御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。

私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。

私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。

私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。』"

マタイの福音書 6章9~13節

 

"聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。

神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。"

テモテへの手紙 第二 3章16~17節

 

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第111問目. 主の祈りのまえがきは私たちにどのようなことを教えていますか?

 

答え. 主の祈りのまえがきである「天にいます私たちの父よ」では、私たちを助けることができ、またその用意ができている父に対するこどものように、あらゆるきよい敬虔と確信をもって神さまに近づき、他の人々とともに、また他の人々のために祈ることを教えています。

 

"ですから、あなたがたはこう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名が聖なるものとされますように。"

マタイの福音書 6章9節

 

"ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。」"

ルカの福音書 11章13節

 

"あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。"

ローマ人への手紙 8章15節

 

"こうしてペテロは牢に閉じ込められていたが、教会は彼のために、熱心な祈りを神にささげていた。"

使徒の働き 12章5節

 

"そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。

それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。

そのような祈りは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることです。"

テモテへの手紙 第一 2章1~3節

 

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第112問目. 主の祈りの第一番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第一番目の願い「御名が聖なるものとされますように」では、神さまが私たちや他の人々が、神さまがご自身を知らされるすべてのことにおいて、神さまのご栄光をたたえることができるように、また神さまがすべてのことを神さまご自身のご栄光のために配分してくださるようにと祈ります。

 

"ですから、あなたがたはこう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名が聖なるものとされますように。"

マタイの福音書 6章9節

 

"どうか神が私たちをあわれみ祝福し御顔を私たちの上に照り輝かせてくださいますように。セラ

あなたの道が地の上で御救いがすべての国々の間で知られるために。

神よ諸国の民があなたをほめたたえ諸国の民がみなあなたをほめたたえますように。"

詩篇 67篇1~3節

 

"すべてのものが神から発し、神によって成り、神に至るのです。この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。"

ローマ人への手紙 11章36節

 

"「主よ、私たちの神よ。あなたこそ栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。あなたが万物を創造されました。みこころのゆえに、それらは存在し、また創造されたのです。」"

ヨハネの黙示録 4章11節

 

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第113問目. 主の祈りの第二番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第二番目の願い「御国が来ますように」では、サタンの国が滅ぼされ、恵みの御国が前進し、私たち自身と他の人々がその中に入れられ、その中に保たれ、栄光の御国が早められるように祈ります。

 

"御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。"

マタイの福音書 6章10節

 

"神は立ち上がりその敵は散り失せる。神を憎む者たちは御前から逃げ去る。

煙が追い払われるように追い払ってください。ろうが火の前で溶け去るように悪しき者が神の御前から滅び失せますように。

しかし正しい者たちは小躍りして喜ぶ。神の御前で喜び楽しむ。

神に向かって歌い御名をほめ歌え。雲に乗って来られる方のために道を備えよ。その御名は主。その御前で喜び躍れ。

みなしごの父やもめのためのさばき人は聖なる住まいにおられる神。

神は孤独な者を家に住まわせ捕らわれ人を歓喜の歌声とともに導き出される。しかし頑迷な者は焦げつく地に住む。

神よあなたが御民に先立って出て行き荒れ野を進み行かれたときセラ

地は揺れ動き天も雨を降らせました。シナイにおられる神の御前で。イスラエルの神である神の御前で。

神よあなたは豊かな雨を注ぎ疲れたあなたのゆずりの地を堅く立てられました。

あなたの群れはその地に住みました。神よあなたはいつくしみをもって苦しむ者のために備えをされました。

主はみことばを与えてくださる。良き知らせを告げる女たちは大きな群れ。

軍勢の王たちは逃げまた逃げる。家に残った女たちは獲物を分け合う。

羊の囲いの中に横たわるとしてもあなたがたは翼が銀でおおわれてきらめく黄金で羽がおおわれた鳩のようだ。

全能者が王たちをその地で散らされたときツァルモンには雪が降っていた。

神々しい山バシャンの山よ。峰を連ねた山バシャンの山よ。

峰を連ねた山々よ。なぜおまえたちはねたみ見るのか。神がその住まいとして望まれたあの山を。まことに主はとこしえにそこに住まわれる。

神の戦車は幾千万と数知れず。主はその中におられる。シナイの神は聖所の中に。

あなたは捕虜を引き連れていと高き所に上り人々に頑迷な者どもにさえ贈り物を与えられた。神であられる主がそこに住まわれるために。"

詩篇 68篇1~18節

 

"兄弟たちよ。私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。"

ローマ人への手紙 10章1節

 

"最後に兄弟たち、私たちのために祈ってください。主のことばが、あなたがたのところと同じように速やかに広まり、尊ばれるように。"

テサロニケ人への手紙 第二 3章1節

 

"そこでイエスは弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。

だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」"

マタイの福音書 9章37~38節

 

"これらのことを証しする方が言われる。「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。"

ヨハネの黙示録 22章20節

 

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第114問目. 主の祈りの第三番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第三番目の願い「みこころが天で行われるように、地でも行なわれますように」では、神さまの恵みによって、御使いたちが天で行なうように、私たちがすべてのことにおいて神さまのみこころを知り、従い、服することができるように、また喜んでそうすることができるようにと祈ります。

 

"御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。"

マタイの福音書 6章10節

 

"主をほめたたえよ主の御使いたちよ。みことばの声に聞き従いみことばを行う力ある勇士たちよ。

主をほめたたえよ主のすべての軍勢よ。主のみこころを行い主に仕える者たちよ。"

詩篇 103篇20~21節

 

"主よあなたの道を私に知らせあなたの進む道を私に教えてください。

あなたの真理に私を導き教えてください。あなたこそ私の救いの神私はあなたを一日中待ち望みます。"

詩篇 25篇4~5節

 

"私は自分の道を申し述べました。するとあなたは私に答えてくださいました。どうかあなたのおきてを私に教えてください。"

詩篇 119篇26節

 

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第115問目. 主の祈りの第四番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第四番目の願い「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください」では、神さまの無償の賜物であるこの世のよいものを必要な分受け取り、それとともに神さまの祝福を享受することができるようにと祈ります。

 

"私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。"

マタイの福音書 6章11節

 

"むなしいことと偽りのことばを、私から遠ざけてください。貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で、私を養ってください。

私が満腹してあなたを否み、「主とはだれだ」と言わないように。また、私が貧しくなって盗みをし、私の神の御名を汚すことのないように。"

箴言 30章8~9節

 

"しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそが、大きな利益を得る道です。

私たちは、何もこの世に持って来なかったし、また、何かを持って出ることもできません。

衣食があれば、それで満足すべきです。"

テモテへの手紙 第一 6章6~8節

 

"神が造られたものはすべて良いもので、感謝して受けるとき、捨てるべきものは何もありません。

神のことばと祈りによって、聖なるものとされるからです。"

テモテへの手紙 第一 4章4~5節

 

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第116問目. 主の祈りの第五番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第五番目の願い「私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します」では、私たちは、キリストのために、神さまが私たちの罪をすべてゆるしてくださるようにと祈ります。神さまの恵みによって、私たちは心から人をゆるすことができるようにされるからです。

 

"私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。"

マタイの福音書 6章12節

 

"神よ私をあわれんでください。あなたの恵みにしたがって。私の背きをぬぐい去ってください。あなたの豊かなあわれみによって。"

詩篇 51篇1節

 

"まことに私は自分の背きを知っています。私の罪はいつも私の目の前にあります。"

詩篇 51篇3節

 

"ヒソプで私の罪を除いてください。そうすれば私はきよくなります。私を洗ってください。そうすれば私は雪よりも白くなります。"

詩篇 51篇7節

 

"また、祈るために立ち上がるとき、だれかに対し恨んでいることがあるなら、赦しなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの過ちを赦してくださいます。」"

マルコの福音書 11章25節

 

"あなたがたもそれぞれ自分の兄弟を心から赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに、このようになさるのです。」"

マタイの福音書 18章35節

 

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第117問目. 主の祈りの第六番目の願いで私たちはどんなことを祈りますか?

 

答え. 主の祈りの第六番目の願い「私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください」では、神さまが私たちを罪の誘惑から守ってくださるように、あるいは誘惑に陥ったときに私たちを支えてくださり、救い出してくださるようにと祈ります。

 

"私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。』"

マタイの福音書 6章13節

 

"誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は燃えていても肉は弱いのです。」"

マタイの福音書 26章41節

 

"あなたのしもべを傲慢から守ってください。それらが私を支配しないようにしてください。そのとき私は大きな背きから解き放たれて全き者となるでしょう。"

詩篇 19篇13節

 

"あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。"

コリント人への手紙 第一 10章13節

 

"わたしがお願いすることは、あなたが彼らをこの世から取り去ることではなく、悪い者から守ってくださることです。"

ヨハネの福音書 17章15節

 

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第118問目. 主の祈りの結びのことばは私たちにどんなことを教えていますか?

 

答え. 主の祈りの結びのことば「国と力と栄えはとこしえにあなたのものだからです。アーメン」は、祈りの励ましを神さまのみから受け、祈りの中で神さまをたたえ、御国と力と栄光を神さまに帰して、そして、私たちの願いの証しとして、また、私たちの声を聞いてくださることを確信して、アーメンと唱えることを 教えています。 

 

"私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。注、国と力と栄えはとこしえにあなたのものだからです。アーメン』"

マタイの福音書 6章13節

 

"私の神よ。耳を傾けて聞いてください。目を開いて私たちの荒れすさんださまと、あなたの御名がつけられている都をご覧ください。私たちが御前に伏して願いをささげるのは、私たちの正しい行いによるのではなく、あなたの大いなるあわれみによるのです。

主よ、聞いてください。主よ、お赦しください。主よ、心に留めて事を行ってください。私の神よ、あなたご自身のために、遅らせないでください。あなたの都と民には、あなたの名がつけられているのですから。」"

ダニエル書 9章18~19節

 

"主よ、偉大さ、力、輝き、栄光、威厳は、あなたのものです。天にあるものも地にあるものもすべて。主よ、王国もあなたのものです。あなたは、すべてのものの上に、かしらとしてあがめられるべき方です。

富と誉れは御前から出ます。あなたはすべてのものを支配しておられます。あなたの御手には勢いと力があり、あなたの御手によって、すべてのものが偉大にされ、力づけられるのです。

私たちの神よ。今、私たちはあなたに感謝し、あなたの栄えに満ちた御名をほめたたえます。"

歴代誌 第一 29章11~13節

 

"そうでないと、あなたが霊において賛美しても、初心者の席に着いている人は、あなたの感謝について、どうしてアーメンと言えるでしょう。あなたが言っていることが分からないのですから。"

コリント人への手紙 第一 14章16節

 

"何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。"

ピリピ人への手紙 4章6節

 

"これらのことを証しする方が言われる。「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。"

ヨハネの黙示録 22章20節