「誰も悪くないんだよな‥、優しい気持ちがお互い伝わらない‥」

 そんなシーンがよく出てきた映画でした。

 

 グループホームから出て一人暮らしをしている自閉症の兄と、兄を支えつつ、仕事も頑張っている妹。

 その妹に結婚話が持ち上がる‥という分かりやすいストーリーです。

 

 自閉症は近年、障害の中でも認知度は高まっていると感じています。この映画の中で描かれる様々な出来事を見て、特別支援教育に関わっている私自身も含めて、どのくらい本当に分かっているのだろうと思いました。


 私は20年近く前に養護学校(現在の特別支援学校)に勤務しました。自閉症の子どもたちの気持ちが十分に分からず、パニックを起こさせてしまったり、嫌な思いをさせたりしました。

 この映画でも、周りの多くの人が、主人公の兄に良かれと思いかかわるのですが、うまくいかないシーンがたくさん出てきます。もどかしさと悲しみを感じたり、通じ合った嬉しさにホッとしたりしました。


 自閉症の兄役の安田章大さん、妹役ののんさんの演技が素晴らしかったです。特にのんさんの演技、兄に振り回されながらも愛情滲み出る様子には惹きつけられました。

 ぜひ多くの方々に見てほしいと思いました。



演技・脚本の素晴らしさ  ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

もっと話題になってもいいと思う度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

コミュニケーションは難しいと思うけど、これからも

人とかかわっていきたいと思う度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️