感性トレンドの視点から、2020年を簡単に予測します。
女性性の時代の最後のタームとなり、ハード期の様相がますますはっきりとわかる7年が始まっています。
この最後のタームは、要注意です。
前回の男性性の時代の最後のタームには、バブル崩壊や、阪神大震災など、大きく日本の社会が変わることになった時期です。
老害という言葉で表現されることもありましたが、成熟を重ねたプラス面が発揮されると理想なのですが、
時代が反転するには、マイナス面が強調される側面があります。
このことで嫌気が最大となり時代が反転するので、この不協和な時期は不可欠なのかもしれません。
女性性の最後のタームは、自分ベクトルが最大となり、不許和音が聞こえる状態です。
SNSで女性の活躍は、一般的な企業人の常識とかけ離れているものもあります。
これらを嫌がる人が増えてきます。
自分ベクトルが、強い傾向は、国家にも現れています。
「アメリカンファースト」自国優先で、これまでの国際秩序が通用しません。
これは女性性最後のタームを如実に示しています。
最近3ヶ月ほどで、一気に女性のスカートの長さが、長くなっています。
これはデジタル度が高いことの現れです。
第二次大戦でリセットされた後、大きな戦争がないことは、デジタル度アナログ度、どちらも高めています。
女性性最後のタームで、自分ベクトル最大になった時に、若い男性の要素が暴走すると、国家間の戦争というキーワードがでてきます。
現実の社会情勢を見ていると自国ファーストの比率が高くなっていること。
5Gを中心とした新たな経済戦争が勃発していること。
これらが間違いないことがわかります。
こんかいの新しい経済圏での覇権争いは、植民地時代が始まったときと、同等かそれ以上の支配権を手に入れるための派遣争いですから、どこかで手打ちがある状況ではないかもしれません。
つまり、この7年間は、大きな戦争につながる可能性が高い時期といえます。
ただ、最新テクノロジーはサイバー空間での戦闘になる可能性もあり、この場合はこれまでの戦争の姿を一変させる可能性もあります。
宇宙軍の創設がニュースになっていましたが、その宇宙軍も、サイバー空間戦闘の下位概念になります。
衛生コントロールシステムをハッキングしたら、どうなりますか?
宇宙技術に旧式のコンピューターシステムを運用していたのは、ハッキング防止目的であったはずです。
これらも置き換えるニュースもありました。
サイバー空間の戦闘に対し、なにかしらの防衛システムが確立されている背景があるのかもしれません。
今年は、新しい技術やシステムが、日の目を見ることになります。
東京オリンピックが、その舞台となります。
そして大阪万博と続きます。
平和であれば、その新しい技術 供与を数年で享受することになりますが、
経済覇権を争う戦いが、物理的な戦争になった場合、経済は、一度崩壊することになるでしょから、復興までのタイムラグが必要なります。
いずれにしても、この7年〜14年ほど、世界の政治、経済、余談を許さない慎重な姿勢が必要になるでしょう。
庶民の文化はいつの時代も強いものです。
どんなときでも明るく強く生きる庶民の姿が救いとなるのかもしれません。