感性トレンドとは
ヒトの種の保存と文明の進化に深く関与している脳の働きによって生み出される流行傾向のこと。
簡単に説明するとこうなります。
人には仕事モードと遊びモードがあると説明したら理解しやすいでしょうか?
もしくは、緊張モードとリラックスモードでもいいです。
交感神経優位時と副交感神経優位時でもいいです。
大きく分類したときの、この対極のモードが存在しています。
男性的、女性的という捉え方も重要な観点となります。
この感性トレンドは、まだメジャーなものではありませんが、大学により研究されはじめたようです。
僕は在野にてもっと多くの個人で活躍する方に知って欲しいと願っています。
なぜ7年で人は飽きるのか?は、この感性トレンドを解説した拙書です。
これは、脳科学的アプローチから感性を研究し、結果としては、おそらく間違いないであろうという仮説です。
が、この理論を基に商品やサービスを展開したところは、このヒットが出にくいと言われる時代でもヒット商品を連発しています。
守秘義務があるために、具体的に、どの商品とは言えませんが、その業界では伝説になっている大きなヒット商品もあります。
コンサルタントはあくまでも黒子なので、その物語にも私たち研究に携わった者たちの名前は出ておりませんが、大きな社会現象とまで言われたヒット商品も実際に存在しております。
自慢をしたいのではなく、実は、時代の転換点が訪れていることを声を大にしてお伝えしたいのです。
この時代の転換点の波に乗れば、今後の28年間は大きな軌道修正が必要なくなるんです。
直近の時代の変わり目は、2006年です。
このWEBの世界では最も個人ブログ数が伸びた年でした。
その前の変わり目は1999年です。
競争の時代が終焉し、癒しの時代、女性性の時代へと大きく変わりました。
その前の転換は1985年です。
ファミコンが席巻しソフト開発が本格的に激化した時代です。
そしてそのソフト開発競争は、すでに終焉を、迎え再びハードの時代へと変化しはじめました。
iPhoneなどのスマートフォンの台頭によるWEB世界へのインターフェースの変化とPC、携帯電話、ゲームなどの端末というハードの形態変化です。
これまでの癒しや女性性が謳歌される時代に変化が起こり始めています。
これからは社会的なインフラの整備が進み、移動手段の飛躍的な進化が起こり、宇宙や航空機の大きな進歩があります。
個人の生活レベルでは、歴史や伝統のある由緒あるもの事象への好感度が増してきます。
その変化を知ることは、自身の事業の方向付けを間違いないものにしてくれるのです。
時代の変化の現象レポートはこちら をご覧ください。
ちょっと興味が湧いてしまったという方はこちら を御覧ください。
本で読みたいって方は
- なぜ、人は7年で飽きるのか/黒川 伊保子 / 岡田 耕一
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
これは、既に始まっています。感度の高い方は肌で感じていると思います。
多くの方の嗜好が変化し、市場で見たときの流行や社会現象として誰もが気がつくのは2013年です。
これを、今知り、事業計画に反映させることがどれほどのアドバンテージとなるか、ご理解いただけると思います。
2013年のみでなく、もちろん今年や来年の変化も視野に入れ、目の前の戦略立案にも十分に役立ちます。
この外部要因ともいえる社会の変化を感性のレベルで理解することは、マスマーケティングの手法のみで戦略を立てるよりも大きな強みになります。
SWOT分析と感性トレンドを同時に駆使することで、かなり正確で強いビジネスプランや商品コンセプト、サービス体系が明確になります。
そんな勉強会が、いよいよ明日6月14日に行われます。