●バスクリン きき湯 | なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

岡田耕一:脳のモードを知れば、仕事も恋愛もうまくいく

この記事でも書きましたが、ヒット商品の成功要因を感性の視点から綴ります。


今回の商品はこれです。


きき湯 カルシウム炭酸湯 360g 【バスクリン: 日用品・生活雑貨 洗面・バス用品】【楽ギフ...
¥861
楽天


これだけだと全て伝わらないんで、この画像もUPします。

記事元は、2011年2月16日の日経MJ紙です。



なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」


日経MJの解説では、発売は2003年だが、2009年の刷新以降、前年比130%超を記録とのこと。

価格帯は880円なので、バスクリンの価格帯としてはけして安くはないが売れたということになる。

紙面では、特定の効能を全面に押し出したことが成功要因だと結んでいる。


実際のマーケティングでは、それが結果につながったと判断されるだろうし、正攻法的なマーケティングの結果とも見れる。


これを感性アナリストの感性マーケティングのフィルターを通して見ると面白い事実が見えてくる。


今、時代は、アナログ・ハード期に転換しうよとしている時期。

これまでの女性的要素が強い商品やサービスが売れた時代から、男性的要素が徐々に芽を出してくる時期。


多色展開をしている点や、コストのかかる複数の商品ラインナップから自分にぴったりの商品を選ぶのは、アナログ的要素に属する。


そこに効能を明確にしていること。

価格に対する価値を明確にしたと言う点は非常にデジタル的(男性的・論理的)要素が強く、ハード期立ち上がりにふさわしいデジタル度と言える。


きき湯という「ネーミングもデジタル度が高く、時代と商品の性格に合っている。


また商品の特性も使用時には視覚に訴えるなどの工夫がされている点も評価につながる。


実は、ラッシュの方がアナログ度が高い。


同様な要素で今後、売り上げが伸びる可能性が高い商品を一個上げておこう。


グラソー ビタミンウォーター パワーC(500mLX12本入)【グラソー】
¥2,400
楽天

実は多色であることがHP でわかります。


おしまい