●メガヒットがないのに販売休止 | なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

岡田耕一:脳のモードを知れば、仕事も恋愛もうまくいく

今年も師走が近づき、様々なランキングが発表されている。

メガヒットが出ない時代になったと指摘をしてから数年、相変わらずメガヒットは出てこない。
個性が大切にされる傾向がある女性性の時代=アナログ期ならではの特徴の一つだ。

さて、大きなヒット商品がないにも関わらず、販売休止や品薄になる商品が数多く発生している。

例えば・・・・

●カップヌードルごはん
●トップナノックス
●桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油
●一杯でしじみ70個分の力
●ザクリッチ
●ストライド
●オールフリー
●かおりムシューダ
●GOPAN


商機を逃がさないのであれば増産するのが普通なのでは?
と考える方も多いのでは?

この事実をどう解釈すればいいのだろう?

●既存マーケティングの精度が下がった。
●意図的に品薄状態を仕掛けマーケティングに活用している。

これは、どちらも違うと思う。

生産数の調整はコストリスク内で行っていることの結果なのではないだろうか?

販売個数の多い時と少ない時のどちらに工場の生産台数を合わせているのかって話です。

販売個数が多い時に合わせて増産すると、商品サイクルの短い現代=いつ売れなくなるかわからない時代に、コストをかけるリスクが大きいってことだと思います。

バブル以降コスト削減を実施し、リーマンショックで更に聖域にまで鉈を振った企業が、世界経済の動向や国内経済の見通しから、この時期に大きな増産が出来ない構造になっていると感じるのです。