こんにちは!
岡田です。
男性がいうところの美学について、綴ってみます。
男性には、個よりも種の保存が時として大きくなるときがあります。
これは、性差が持つ生殖リスクが関係します。
ヒトの子供は妊娠してから一人前になるまでに長い時間が必要です。
女性にはそのリスクがあります。
母乳は女性からしか出ませんし、また初めて母乳を吸わせる時に、脳の母親スイッチが起動すると言う話もあります。
女性には、目の前の一つの小さな命を大切にすることが大切なこととなります。
それに対し男性の生殖は、言ってしまえば、出したら終わりです。
もちろん社会的・道徳的には許されませんが。
狩りに出ることを考えても男性の方が命を落とす確率が高い時代が長かったんです。
ここで今朝の記事を思い出して欲しいんです。
組織の為とは、家族や村の為、一族の為、国家の為、地球の為ってことにつながります。
一族や組織や国家の為に犠牲になっても構わないってことにつながってしまう傾向があります。
女性からしたらとんでもないことだと思います。
たしかにみんなが生きて帰れるときは、チームの為に役割に徹することが大切になります。
このバランスが崩れるとき、自分の行動を正当化してしまったものが、男性の美学です。
なので、我がままなのか美学なのか女性からしたら区別がつかなくなるときもあります。
男性でも、ここまで分析して生きている人の方が少ないわけですから、バランスを崩しているのかどうか、自分自身ではわからないこともあるでしょう。
男性の美学というと、2009年時点では、ちょっと違和感があるかもしれません。
まもなく時代が転換していきますが、直線系男子は、すでに男性性が頭を持ち上げている兆候と見ています。
一言でまとめますと男性の美学は、自己犠牲なんです。
それは個体の存続でなく種の存続の優先順位があがった状態なんです。
そして、それもバランスが大切だということです。