プラス 【ホワイパーパル】 | なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

岡田耕一:脳のモードを知れば、仕事も恋愛もうまくいく

6月18日の日経MJ新聞6面「ヒットのヒミツ」でとりあげられた商品。
【ホワイパーパル】

修正テープは、年間100万個売れればヒットとされるが、この商品は既に200万個を越えそうな勢いで売れているとのこと。

この商品は非常に秀逸だと感じる。

それは、感性の面・理性の面。この両軸から納得できる商品であるからである。

私のブログでは、主に感性に特化しその部分での解説を主としてきたが、けして理性を否定しているわけでもなく、既存のマーケティングを否定しているわけではない。

一番強いのは、このような理性の軸でも、感性の軸でも、消費者が惹かれるものが一番強いと思っている。

握りやすい形状・滑らかな使い心地・誰が使っても筆圧に応じて最適な圧力をかける工夫。
これらは、理性の部分を刺激する。

感性の部分では、多色・曲線・時代の先取りである細身。
これらが、感性の部分を刺激する。

この商品は、通販でなく店頭販売で実績を上げている。

つまり、買い物に来た人にはこんなことがおきているはずである。

歩いていて、ふと目にとまる(感性)

手に取り、説明を読む(理性)

値段を見る(理性)

購入(理性)

多くの商品は、このような買い方をされるのではないか?

感性・理性、どちらも大切な事である。
どちらも押さえたものがヒットする確立がたかくなる。

只、商品や購買層によって、この購買形態が変わってくる。

これも感性・理性の両軸で構築できる。

また、商品によっては、感性のみで売れるものもある。
逆に、理性のみで売れるものもある。

それらを押さえれば、大きな失敗は防ぐ事が可能だ。

理性に訴えるマーケティングは、皆が学んでいる事が多い。そして、学習商材も講習も豊富である。書籍も山のようにある。

しかし、感性に訴えるマーケティング手法を、説いたものは、それらに比べてまだまだ少ない。
それでも5年前に比べればずいぶんと増えたのも事実である。

あなたは、どんな手法を使って、ビジネスを成功させますか?