日経MJ紙、2008年8月18日付けの最終面で大きくこの文字が躍っている。
若い女性の間で、ボーイズ系ファッションが台頭してきており、ヒールよりもスニーカーに注目が集まっているとのことである。
記事の中では、モテ系が飽きられてきたということと、現代の閉塞感がバブル崩壊後の日本の閉塞感と似ていて、ストリートカジュアルが流行した事と同様な現象であると書かれている。
これを、感性アナリストの視点から、感性トレンドを用いて解読してみよう。
紙面ではリーボックのフリースタイルの画像が掲載されている。
リーボック フリースタイル
これらのスニーカーは、充分に現代のアナログ気分を刺激する。
多色であり、様々なデザイン、そして、女性が履くと靴が大きく見える。
この三つの要素は、脳にとって認識する際の複雑度が増す。
つまり、クロックスやマッドフットの同様の現象であるといえる。
では、少年ガールの題目である、カジュアルと男の子っぽさはどのなるのか?
これは、今年特有の現象であろう。
感性トレンドのハードの要素が顔を出している。
というよりも、基本アナログ期であり、ハード期の要素が顔を出し始める今年は、何でもありの時代となる。
全員が少年ガールになるわけではない。
また、過去にも、リーボックを履いて通勤ということが流行をしたことがある。
そして、その数年前には、若い女性が、自分を私と呼ばずに僕と呼んだ時代がある。
これに関しては、詳しい説明は時が来たら詳細に説明をさせて頂こうと思う。
デジアナバランスという新しい見方で見ると、実はきっちりと説明がつく。