ネアンデルタール人
昔の話です。
以前の職場に村○君という人が居ました。
村○君は仕事覚えがかなり遅くて迷惑ばかり掛けていたトラブルメーカーでした。
隊が違っていたので直属の部下では無かったけれどいつも他の人からの噂話や怒られている姿を見ていました。
しかしクヌートさんはこの村○君と初めて一緒に仕事を組むことになったのです。
急に人に休まれて朝早く休みの人に出勤してくれと連絡したけれどなかなか見付かりません。
困り果てたクヌートさんは他の隊に応援を頼みました。
すると村○君が休みだったのに出てくれるとのお言葉が!
村○君の上司が
「あんなのしか応援で出せなくてごめんね、鍛えてあげてよ。」
程なくして村○君が汗を流しながら出勤して来ました。
「すいません、遅れました。」
いやいや、とんでもない。
休みなのにわざわざ出て来て貰ってこっちこそすいません、そしてありがとう。
みんなから馬鹿にされけなされてもこの純朴で優しい性格がクヌートさんは大好きでした。
更に最重要ポイントはクヌートさんは人類考古学が好きでかなりマニアックなんです。
クヌートさんが村○君のもう一つ好きな部分、村○君はホモ・ネアンデルターレンシス、いわゆるネアンデルタール人にそっくりなのです。
ネアンデルタール人の外見的特徴。
身体がホモ・サピエンスよりもずんぐりして頑丈である。
まぶたの上の眉毛部分が盛り上がっている。
頤(あごの出っ張り部分)がほとんどない。
村○君はどれも一致していました、しかも毛深い!
服を原始人風にして髪を伸ばしたらまさにネアンデルタール人が現代に蘇ったような風格。
大好きなポイントでした。
で仕事は、やっぱりダメダメでした…。
何回注意しても覚えてくれない。
これは他の人ならキレるな。
でもクヌートさんはネアンデルタール人が大好きなんです。
ネアンデルタール人はホモ・サピエンスいわゆる私たちの先輩に辺る人類です。
北半球の寒い気候に適応して打製石器も作りました。
シャニダール遺跡では死後埋葬された遺体の周りからはたくさんの花粉が発見されたり、推定年齢40歳(当時としてはかなり高齢です)の男性には右腕に先天性の障害が見られた遺体が発見されたり(当時の狩猟採取生活では先天性障害は即死と同意)慈しみの心を持った人類だったと思います。
なので村○君にも同じ目で見ていたクヌートさんはダメダメでも全く腹が立ちませんでした。
ネアンデルタール人は声帯が私たちほど発達しておらず言葉の能力が上手く表現出来なかったそうです。
ホモ・サピエンスとも物々交換などの取引を行っていたようですが結局のところ、現人類に住家を追われ絶滅してしまったそうです。
しかし村○君を見る度にクヌートさんは考えていました。
きっとネアンデルタール人は現生人類とも子孫を作りその血脈は絶えてはいないんだと。
人間の優しさの部分にはきっとネアンデルタール人の要素も入っているのだと。
長野からの帰り道の高速で運転代わりますと言ってくれた村○君。
5分もしないうちに居眠り運転。
はい、交代。
村○君の幸せを祈っております。
馬鹿にされてもめげるなよ。馬鹿にする奴らが馬鹿なんだから。

画像追加です。一番現実的なネアンデルタール人の復元だったので載せました。
以前の職場に村○君という人が居ました。
村○君は仕事覚えがかなり遅くて迷惑ばかり掛けていたトラブルメーカーでした。
隊が違っていたので直属の部下では無かったけれどいつも他の人からの噂話や怒られている姿を見ていました。
しかしクヌートさんはこの村○君と初めて一緒に仕事を組むことになったのです。
急に人に休まれて朝早く休みの人に出勤してくれと連絡したけれどなかなか見付かりません。
困り果てたクヌートさんは他の隊に応援を頼みました。
すると村○君が休みだったのに出てくれるとのお言葉が!
村○君の上司が
「あんなのしか応援で出せなくてごめんね、鍛えてあげてよ。」
程なくして村○君が汗を流しながら出勤して来ました。
「すいません、遅れました。」
いやいや、とんでもない。
休みなのにわざわざ出て来て貰ってこっちこそすいません、そしてありがとう。
みんなから馬鹿にされけなされてもこの純朴で優しい性格がクヌートさんは大好きでした。
更に最重要ポイントはクヌートさんは人類考古学が好きでかなりマニアックなんです。
クヌートさんが村○君のもう一つ好きな部分、村○君はホモ・ネアンデルターレンシス、いわゆるネアンデルタール人にそっくりなのです。
ネアンデルタール人の外見的特徴。
身体がホモ・サピエンスよりもずんぐりして頑丈である。
まぶたの上の眉毛部分が盛り上がっている。
頤(あごの出っ張り部分)がほとんどない。
村○君はどれも一致していました、しかも毛深い!
服を原始人風にして髪を伸ばしたらまさにネアンデルタール人が現代に蘇ったような風格。
大好きなポイントでした。
で仕事は、やっぱりダメダメでした…。
何回注意しても覚えてくれない。
これは他の人ならキレるな。
でもクヌートさんはネアンデルタール人が大好きなんです。
ネアンデルタール人はホモ・サピエンスいわゆる私たちの先輩に辺る人類です。
北半球の寒い気候に適応して打製石器も作りました。
シャニダール遺跡では死後埋葬された遺体の周りからはたくさんの花粉が発見されたり、推定年齢40歳(当時としてはかなり高齢です)の男性には右腕に先天性の障害が見られた遺体が発見されたり(当時の狩猟採取生活では先天性障害は即死と同意)慈しみの心を持った人類だったと思います。
なので村○君にも同じ目で見ていたクヌートさんはダメダメでも全く腹が立ちませんでした。
ネアンデルタール人は声帯が私たちほど発達しておらず言葉の能力が上手く表現出来なかったそうです。
ホモ・サピエンスとも物々交換などの取引を行っていたようですが結局のところ、現人類に住家を追われ絶滅してしまったそうです。
しかし村○君を見る度にクヌートさんは考えていました。
きっとネアンデルタール人は現生人類とも子孫を作りその血脈は絶えてはいないんだと。
人間の優しさの部分にはきっとネアンデルタール人の要素も入っているのだと。
長野からの帰り道の高速で運転代わりますと言ってくれた村○君。
5分もしないうちに居眠り運転。
はい、交代。
村○君の幸せを祈っております。
馬鹿にされてもめげるなよ。馬鹿にする奴らが馬鹿なんだから。

画像追加です。一番現実的なネアンデルタール人の復元だったので載せました。