三月大歌舞伎
夜の部→(銀座泊)→昼の部
行って参りましたビックリマーク

母の体力を考えて 
最近はこんな調子で観劇しています

気温もそれほど下がらず
よく晴れた 良い日でした晴れ

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踊りの名手 
坂東 三津五郎さんの三回忌追善

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どんつく 
三津五郎さんのお家に伝わる
賑やかな 常磐津(ときわづ)舞踊です

長男の巳之助さん=みっくんが
菊五郎さん魁春さん時蔵さん らの
真ん中で踊ります

先輩方に優しく見守られていますが
繊細な みっくんですから

歌舞伎座の大きな舞台で
三津五郎家の大切な演目

少し緊張しているように見えました

同じく若い世代の 尾上右近さんは
"おしん"みたいな ねんねこを着て
赤ん坊を背負う 可愛い子守娘

彼が そばに来たとき
みっくんの表情が 
ふと柔らかくなったのを見て
心から安堵した私でした

父上に似て 踊りの上手い みっくん
坂東流の若き家元

力強く 元気いっぱいに 

まだちょっと都会っ子の香りがしたけれど
気のいい田舎者どんつくを

面白おかしく踊ってみせてくれました


昔の人は 楽しい気分になったとき
こうして かわるがわる
踊ったり歌ったりしていたのかな…

楽しければ 心一つにみんなで踊る、
なんだか とっても いいですね


そして 今回の新たな発見

常磐津兼太夫(ときわづかねたゆう)さんの
艶やかな お声が
素晴らしくて 
聞き惚れてしまいましたカナヘイきらきら


〽︎どんつく どんつく どんつく
どどんがどん…


歌は次第に速くなりながら
繰り返されます

横一列に並んで 
みんな 仲良く 踊ります

大工はイナセにかっこよく(菊五郎さん)

白酒売りは 軽やかに(魁春さん)

芸者は どっしりと色っぽく(時蔵さん)

若旦那は なよなよ〜と(海老蔵さん)

子守娘は 可愛らしく(尾上右近さん)



太神楽(だいかぐら: 曲芸)の親方の
松緑さんも 大活躍
こちらも家元、踊りが 美しいですし

ボールを 
けん玉の親分みたいなものに
投げ入れる曲芸も
余裕で決めて 拍手喝采でした


これから 何回 
みっくんのどんつくが観られるかしら

楽しみで仕方ありません


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歌舞伎座 屋上庭園にも春の気配