中村勘九郎・七之助
錦秋特別公演10周年記念
ゆうぽうとホール(東京・五反田)
夜の部に行って参りました
日本各地をまわる巡業公演
今年で１０周年ということですが、
初めて拝見しました
四季折々の下町情緒あふれる
歌舞伎舞踊の次に
芸談、という司会の女性を交えての
トークコーナーがありました
素早い お着替えで
キリッとスーツ姿のお二人
思わず ほぉ～
とか はぁ～
とか
とか はぁ～とか観客から声がもれます
単なる 
素敵～というよりも
素敵～というよりも大きくなったわね～
立派になったわ～
これで安心だわ～(よくわかりませんが…)
などの気持ちが
含まれているように聞こえました
ニューヨーク公演を成功させての
今の気持ちなどのお話のあと、
質問コーナーがありました
何人もの女性が元気よく
手を挙げられて
声が震えることもなく堂々と
壇上の中村ブラザーズに
質問なさることに
私は感心してしまいました
いくつかのQ&Aをご紹介します
聞き間違い・記憶違い等はお許しを～
Q. どんなことで秋を感じますか
兄: 誕生日がハロウィンなので、街でハロウィンの飾り付けを見た時
弟: 自分の部屋の脇の木のセミが鳴かなくなった時
Q. 《松本からの帰りの電車で松也さんが中村兄弟にイタズラ(寝顔を激写)しているのを目撃したという女性からの質問》
役者さん同士で何かイタズラし合うことなどありますか？
兄: 僕が小山三さんの寝息のマネをすると、みんなエッ？と騙されます
あっ、今日も来てるんですがね…
《と言って一階客席後方を指差すと、皆が振り返って歓声&拍手～
残念ながら、私の席からはわかりませんでした
小山三さんのお顔拝見したかった～》
Q. 兄弟でお互い似ているなと思うところはありますか？
兄弟: めんどくさがり…
着る物に無頓着…
弟: ファンの人が五年前に写したと言って見せてくれた自分の写真と、まったく同じ格好をしていた
《今日のスーツも何年も前から同じ、と兄もビックリ
》
》(慌てて)靴下は新しいですよ
《と言って自分の靴下を確認する姿がウケる
》
》まだまだ楽しいお話は続きました
七之助さんが、
(年下の)国生さん達を見た時、
大きくなったな～と思うようになったのが感慨深い、
その言葉は自分がずっと言われてきた言葉だったから、と
おっしゃっていました
その言葉通り、お二人とも
フレッシュでありながらも
実年齢なりの重厚感に
磨きがかかって
凛々しくて本当に素晴らしかったです
年齢的に
お二人の親世代の私としましては
心の中で、いつまでたっても
あんなにちっちゃかったのにねえ～
と、思いたいけれども…
もう気持ちを切り替えないと
いけませんね
最後のご挨拶の時に、
前のお席の、私の母くらいのご婦人が
威勢良く
「なかむらやっ
」
」と声をかけてらっしゃいました
隣の隣の席のご婦人は
「ブラボー」
」幅広い世代の元気な女性が集結
といった雰囲気の
楽しい公演でした