六本木ヒルズの52階にある美術館です。
同じフロアに展望台があって
その流れの方達と一緒になるので、
これから美術鑑賞するんだモードに
なりにくかったかもしれません。
今回、私は
ミレイの 「 オフィーリア 」を
楽しみにして行きました 
どんな絵かというと・・・
いつも ただ、美しいわ～
と
と感じるだけの、
私流の楽しみ方しか 出来ませんが、
今回少し
テレビ番組などで予習した内容が
インパクトがありすぎて・・・
心がザワザワしながらの鑑賞になりました
例えば この 「オフィーリア」
この絵のモデルをつとめた女性シダルは
のちに
ラファエル前派グループのひとり、
ロセッティの妻となるのですが・・・
夫の浮気グセに 悩まされ続け、
その上、死産までしてしまい
アヘンの過剰服用で
若くして亡くなりました 
他にも
ザワザワする作品が目白押し ・・・
愛人を膝の上にのせて
彼女が 今まさに良心の目覚めを迎えたことなど、夢にも思わない表情の紳士
・・・・・ハント「良心の目覚め」
お金持ちの家
弁護士が老母にサインを求め、
我が家が人手に渡るというのに
何故か能天気なポーズの父と息子
・・・・・マーティノウ
「我が家で過ごす最後の日」
でっぷりとした赤ちゃん、今にも支えきれずに落としそうな格好で差し出す女性
疲れ果てたような顔、ちょっと恐い
・・・・・ブラウン「あなたの息子をお抱きになってくださいな」
この「ラファエル前派展」の
ポスターにも なっている女神
モデルはロセッティの不倫相手
・・・・・ロセッティ「プロセルピナ」
ザワザワを おさめる為に
同じフロアで カフェタイム 
東京の街、すべて見えるようでした 
