私は歌舞伎座 新開場 と共に
歌舞伎を見始めた 一年生ですので 
まだ、若い役者さん達の成長を
見守らせて頂く楽しみや喜びは
知りません 
でも、自分の息子や お友達・・・
テレビやスポーツの世界で活躍する若い人達 
・・・
・・・はたまた、街で見かける学生さんや
ラブラブな若いカップル
(←この言い方古いですか？) ・・・
(←この言い方古いですか？) ・・・そんな若い方々をお見かけすると、
頑張って～ とか 
世の中 楽しいことや
美しいもの、沢山あるのよ、気付いて～
とか 
伝えたくて仕方ありません。
もちろん心の中で叫ぶだけですけれど。
この春 
息子が６年半もお世話になった
家庭教師の先生が
大学院の博士課程を終えられ、
ドイツの大学に出発されます。
息子が中学３年生の秋から
大学３年生のこの春まで、
ご専門の 物理のほか数学はもちろん、
古文漢文、化学、歴史、地理、政治経済、英語、中国語まで・・・
なーんでも教えて下さいました。
本郷赤門の学生さんであった先生、
そんな賢い方は身近にいないので
送り迎えの車中、
何を話したらよいのかと
最初とまどいましたが・・・
いい考えが浮かびました 
先生はいつも、頭のいい人ばかりに
囲まれて くだらない世間話など
したことがないに違いない 
社会に出たら、そういうことも必要だ 
僭越ながら、私は
そんな役目を勝手に設定して
先生との会話に勤しみました。
おとなしくて謙虚なお人柄なので
最初は私から一方的に質問するばかりでしたが・・・
彼の専門分野の物理の実験のお話や、
時には 宇宙人はいるか？
お化けはいるか？
などの話も
などの話も論理的かつ私にも わかる言葉で
お話して下さいました。
私はその頃、
息子の成績も不振 
年金問題 
で日本政府にも不信感が募っていたのですが・・・
で日本政府にも不信感が募っていたのですが・・・当時２０歳だった先生に出会って、
こんなにも時間を惜しんで
勉強や研究に励んでいる若い人がいる
日本の科学者って凄いな 
と、
と、希望の光が差したように感じました。
そんな先生も２７歳の
落ち着いた青年となり、
世間話のセンスも立派に身につけられました。
(オバちゃんの特訓の成果かな
エヘヘ)
エヘヘ)何十年後かに 先生が
ノーベル賞を受賞された時 
私は家庭教師時代の
生徒のお母さんとして
世界中のマスコミから
インタビューを受ける予定なので 
恥ずかしくないように
日々、歌舞伎を観て
日本文化についての教養を深めたり、
英会話の練習などを 三歩進んで二歩さがりながらも頑張っています 
若者のみなさん、これからも
どうぞ力を分けて下さいませ～
頼りにしていまーす 